無線・電子工作と趣味の日記

アマチュア無線と電子工作が中心の日記です。JA0IAA/新潟県在住、電気大好きおじさんです。その他趣味などあれこれの雑記です。
コメント歓迎ですが、無線と電子工作関係はお名前(名字で可)かコールサインをお願いします。

JARL全日本10000局アワード 申請書作成ファイルのテスト1

全日本10000局アワードの申請書作成ファイル(エクセル)がほぼ完成しました。
210408ja10k-1
実際に自分のデータをもとに作成、使い勝手を考慮して手直しをしました。
ハムログのデータを変換、WAJAのリストA4で12枚と1枚当たり600局のQSLリスト(コールのみ)A3で17枚です。

データからWAJAに必要なデータを抽出、所定のフォームにコピー・貼り付けで出来上がりました。
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1万局のシートですが、原本は640局記入出来ます。私は600局にしてあります。
これは、以前のよみうりアワードの考え方を継承しています。よみうりアワードでは、A3で最大735局まで記入可能ですが、ルールでは1枚625局と記載してありましたし、実際626局目には薄い文字で"Reserve"と書いてあります。
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JARLのルールには、この点が書かれていなかったのですが、先日Q&Aを見たら「局数を一定にまとめてあればOK」とのこと。右端の一列を残し、600局ぴったりにしました。
リストに誤りがあった場合、手書きで修正しておきたい、というのが理由です。
この「1枚640局記入しなければいけないのか?」という疑問が、公開保留の理由の一つでした。
事前にある方に相談したのですが、反映されたのかな?

あとはエリア別の局数リストですが、現在のシートではバンド別に記入するフォームになっています。現在JARLへ質問しており、回答待ちです。
リストも自動カウント・入力出来るように準備は出来ています。

これで1万局の整理は非常に簡単になります。昔の申請者は手書き、エクセルに手入力でも大変です。

本格的なマニュアルが必要です。実際に自分で実行してみると、改良点がどんどん出てきます。
自分の申請書作成でバグを出し、マニュアルが出来てから公開です。
お待ちの方もいるようですが(アクセスが多いので)、しばしお時間を下さい。

エクセルのファイルは、原紙で8MB強あります。証明サインは手書きですから、結局プリント・郵送ですね。

JARL全世界10,000局アワード 申請書作成ファイルの課題6

エクセルで整理しても、非常に複雑であることがお分かりいただけたでしょうか。

話はそれますが、DXCCのエンティティランキングリストの一部を抜粋しました。
1枚のシートの一部を切り取っており、1ページが全部表示されていませんので、ご了承を。

エクセルのルール通り、数字で始まるプリフィクスから始まりますし、AA/K/Wもアルファベット順にバラバラです。
サフィクスも2文字と3文字が混在しています。2文字が優先とはなりません。
dxcclist
全日本の場合、1エリア当たり最低500局、最高で1,500局という制約があります。
ですから、エリア別に並べる必要はあります。
全世界の場合、エンティティ当たりの局数制約はありません。

エンティティ別に並べるのは今までの過程で解決します。
エンティティ内で1から0までエリア順に並べる、サフィクスを1文字、2文字、3文字の順に並べるのは必要でしょうか。
かなりの負担低減になります。

JARL全世界10,000局アワード 申請書作成ファイルの課題5

QSLリストの続きです。

例から見ると、並び替えの優先順位は以下のようになります。
1)エンティティ
2)エリアを示す数字
3)プリフィクス
4)サフィクス
5)コールサイン

同一エンティティとコールサインソートでは、エリア順には並びません。
数字は1,2,3,・・・,9,0とは並ばず、0から始まり1,2,3,・・・,9となるのです。

次にサフィクス。JAでは2文字の次に3文字、まれに4文字以上の記念局があります。
DXは1文字が多々あります。文字数の少ない順番に並べる必要があります。

プリフィクスは何もしなくてもOKと感ずるでしょうが、サフィクスよりも優先せねばなりません。(後述します)

これらを並び替えるためのデータ(フラグ)を追加しました。
まず、エリアは1,2,3,・・・,9は同じ数字を、0は10を入力します。これで0エリアは最後になります。
特別な数字は10以上の数字を入れます。2文字以上なら同じ数字が適当でしょうが、ここは臨機応変に。KH2/ *****のような移動局を最後に並べるなら、より大きい数字を入れます。

プリフィクスは数字より前の文字を入力します。
JAの場合は数字を除くと2文字なので、関数で簡単に抽出できますが、DXは1桁も3桁もあります。3桁は例外としても1桁はザラにありますから、これは力仕事ですHi。
FやG、W、Kなど多数の局はオートフィルで簡単に済ませます。

サフィクスはとにかく複雑、1桁から3桁まで多岐にわたります。桁数1,2,3等を入力しました。
これは手入力に頼らざるを得ません。
複雑な関数を定義すれば自動入力可能なようですが、そこまで元気がありませんHi。

手持ちデータが比較的少ないBY(China)を例に実行してみました。一部架空データがあります。
左が何もしないコール順ソートです。
プリフィクス順でB、BA、BD、BG,、BT、BY、BZ、そしてJAの移動局です。

右が、上記5点の順番でソートを設定したものです。
JAの移動局は、敢えて最後にするためエリアを20にしています。1にすれば、BY1DXの後になります。
プリフィクスを入力しなければ、4エリアの順番が B4R、BA4X、B4EGの順番になります。
210402dx1k-4210402dx1k-5
プリフィクス入力が必要なエンティティは、DL、G、Kなど一部だけです。並びに問題があれば入力すれば良く、全て必須ではないでしょう。

でも面倒ですね。このルール、JAと同じ考え方で決められたもので、PCか普及する以前の方法です。
今やPCでエクセルを使う時代です。並べ方はエクセルの単純なエンティティ順のみで十分ではないでしょうか。
手書きや手入力なら現ルール、PCならばエンティティ順のみで可、とすれば、やる気が出てきますね。

旧スプリアス規格無線機使用期限の延長

**題名を変更しました**

無線局の新スプリアス規格適用開始が、来年の2022年12月1日となっていましたが、総務省から期間延長される案が発表されたようです。
   総務省|報道資料|無線設備規則の一部を改正する省令の一部改正等に係る意見募集 (soumu.go.jp)

文書によれば、全国276万局の無線局のうち、約2割の約65万局が新スプリアス規格への移行が済んでいないということだそうです。
その理由として、コロナで社会経済が低迷していることを挙げています。
期限は「当分の間」と記されています。

パブリックコメントを募集している、とのことですので、可能な範囲で現状を望む方は意見を積極的に出しましょう。

私個人の意見は以下の通りです。
・旧スプリアス規格の無線機は、メーカー出荷段階で従来のスプリアス規格(HF帯で-40dB以下)を満足している機器については、従来通り使用可能とする。
・自作機もしくはメーカー出荷時にスプリアス規格を規定していない無線機は、仕様を満足するローパスフィルタ・バンドパスフィルタを組み合わせれば使用可能とする。
・フィルタは、メーカー製品もしくは自作品で規定された通過特性を添付したもので可とする。

アメリカやEU諸国の方針を参考にした折衷案であると考えます。

本音を言えば、古くても適切に整備してあれば問題なし、最新機でもマイクゲインを一杯に上げ、キャリアを目一杯にしてCWを叩けばダメ。整備不良もダメ。
使いようではないでしょうか。

JARL全世界10,000局アワード 申請書作成ファイルの課題4

ARRLエンティティリスト順の問題ですが、解決出来ました。

USAのコードはJYのコード653AとKG4のコード655Aの間にする必要があります。
(実はV6 Palauが654Aだったのですが、これは旧プリフィクスKC6があったため、ARRLのリストからは順番が変更されていました。)
そこで、AA-AK、K/Wシリーズのコードを784A/784_から全て653Bに変更します。コードは全プリフィクス(1-0)にも割り当てられていますが、同一で支障ありません。
その他、新エンティティの追加・プリフィクスの変更も、追加したい直前のコードの末尾4桁目にB、C、D・・・と割り当ててシートを作成しました。
従来のコード(Code)と、変換コード(Recode)は、以下のようなものです。
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実際のハムログのデータをCSV変換、エクセルで開きます。必要な項目のみ残し、コードの列に修正後のコード(Recode)列を追加し、VLOOKUP関数で、先に作成したシートからデータを変換します。その後、Recode列・コールサインの優先順位でソートを実行します。
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これでUSAのコールは正しい位置1か所にまとまりました。
しかし、さらに工夫が必要です。

JARLのQSLリスト順番は、下記のようなものです。これはよみうりアワード時代の整理方法を継承したものですが、上記の順番では不完全なことがおわかりでしょう。
210402dx1k-1
エクセルでは、記入例の並べ方は単純には出来ません。以下は、次章で。

JARL全世界10,000局アワード 申請書作成ファイルの課題3

考えれば考えるほど、全世界はルールが面倒ですね。

200エンティティ、これも苦労するところですが(イヤ、今はFT8で楽勝!でしょうか)、DXCCで無効と判断されたQSLはどうなるのか?も疑問です。
手持ちに適当な例がないな、と思案していたら、出てきたのがSWL時代に受け取ったこれ。
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XZ5A、ミヤンマー政府の正式ライセンスがないという理由でDXCC無効となった局です。
XZ9Aもあります。
非正規の局、運用に不審な点があって無効になった局は、昔は多数ありました。W9WNV Don Millerの運用のいくつかが代表例です。
皆さんご存じなのは、XY0RR、YA0RRなどを運用したRomeoでしょう。

全てOKとするか、DXCCに基づいてOK/NGいずれか決定するか。
JARL職員では判断は無理ですね。

JARL全世界10,000局アワード 申請書作成ファイルの課題2

課題1をアップロードした後に気づいたことを追加します。

エンティティ順の件ですが、消滅エンティティはどうするの?という疑問が出ます。
一番局数の多そうなのが、旧東ドイツ(DM)でしょう。消滅エンティティの大半はマスターデータ作成前に消滅していたので、900番台のコードです。これは現ドイツ(DL)の次でしょうか。
210331dx1k-5
沖ノ鳥島(7J)、沖縄(KR6、KR8)なんてのもありましたHi。
あとは古いエンティティが多く、QSL数も少ないでしょうから10000局から除外して・・・・と言いたいところですが、「200エンティティ以上」というところで引っかかる可能性が大です。
これは、旧エンティティのプリフィクスで入れるべきか・・・。
KR8は、多くのベテランがお持ちの1エンティティです。

よみうり10,000局賞時代には、特定の国で交信禁止された期間のQSLは無効というルールがありました。これは現ルールには
・交信無効期間のあるエンティティの局は、記入欄に交信年月日を明記すること。
とありますが、具体的な国と期間は明記されていません。

2021/4/4追記:
JARLのアワードルールの上にあるQ&Aに禁止国の規定がありました。
現在はP5(北朝鮮)のみのようです。
以前は18国ありました。

申請には予備の局数とエンティティを記載すべきだと思います。
個人的意見ですが、せめて局数は1%(1万なら100局)、エンティティは3エンティティくらいは追加して審査を受けるべきではないでしょうか。
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