無線・電子工作と趣味の日記

アマチュア無線と電子工作が中心の日記です。JA0IAA/新潟県在住、電気大好きおじさんです。その他趣味などあれこれの雑記です。
コメント歓迎ですが、無線と電子工作関係はお名前(名字で可)かコールサインをお願いします。

イタリアのQSLはバチカンから発送!?

QSLが届きました。私の宛先が”Giappone”、イタリア・ローマの局でした。封筒を開けるとQSLとともに返信用封筒(SAE)が。外国人らしい独特の文字です。
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ふと見ると、切手と消印に"CITTA DEL VATICANO”、そうバチカン市国から発送されたのです。確かにローマ市内に囲まれたバチカン市国ですが、何故わざわざ?と不思議になりました。
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Winkipediaで調べると、こんな情報が。
ローマ市民たちは国際郵便を出す場合、イタリアの郵便局よりも、バチカン市国内にある郵便ポストから投函するほうが、格段に早くかつ確実に郵便物が到着することを知っているため、歩いてでもバチカン内から投函する者も多い。

なーるほど、と同時にイタリアの郵便局は信用されていない!?ということですね。
それにしても、切手は2.4ユーロ。現時点のレート(1ユーロ=158円)で換算して約380円!日本からヨーロッパ宛が110円なのに高価でびっくり。

さて、こちらのQSLを送ろうと返信用封筒を開けたら、IRC(国際返信切手券)が入っていました。これが1.5ユーロ。バチカン市国のIRCとはレアものかな。
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有効期限が2025年末までです。コレクションにすべきか・・・まあ、期限が近づいたら考えましょう。1枚で航空便1通(25g以下)送れる切手に交換してもらえますから、急ぐ必要はありません。

eQSLダウンロードソフトeQSL2Thwのメリット

eQSLはダウンロードしてPCに保存する必要性を前記事で書きました。私はeQSL2Thwで満足しているのですが、皆さんはどのようにしているのでしょう。

某OMに聞いたところ、「QSL画像を表示させて右クリック、「名前をつけて画像を保存」でやっているヨ、」とのこと。確かに保存可能なのですが、自動的に付く保存ファイル名が ”_cfimg1549xxxxxxxx7148073" 
となり、自分で分かりやすい名称を付けなければなりません。何よりも1枚ずつ同じ作業、気が遠くなります(笑)。
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eQSL2Thwでダウンロードすると、jpgフォルダに画像が保存されます。保存名は下のように付与されます。
230907thw-2

JK0XXX、JO0YYY/2、AH0/JP5ZZZを例に説明すると、以下のようになります。
 CALL_YYYY_MM_DD_HH_MM_FREQ_MODE
 JK0XXX_2023_12_31_23_59_40M_SSB
 JO0YYY-2_2025_12_31_23_59_15M_FT8
 AH0-JP5ZZZ_2026_12_31_23_59_20M_CW
つまり、_で区切られた文字配列でファイル名が付きます。
下4行で年月日が09Jul2023と異なるのは、以前のeQSLのファイル形式に基づいてダウンロードしたデータで、eQSL2Thw 1.26以前を使用しました。

これならQSL情報も一目瞭然、勿論手間いらずです。私は国内はJA0、JA1、JA2というフォルダを作り整理しています。
全世界で探せば、ダウンローダはあるはずですね。情報ありましたら、お教えください。

サーバ上の受け取ったeQSLが無効に!

eQSLがサーバ上で変化する例をご紹介します。昨日、国内QSLを整理していて発見したことです。

QSLポリシーにも書きましたが、私は紙QSLを優先でお願いしています(少なくともJAは)。eQSLでお送りいただき、その後紙QSLが届いた方が増えてきたので、チェックしてeQSLを返送するようにしました。eQSLで保存したい、紙は不要という方は廃棄して結構、という配慮です。
昨日デザインが変わり、QSLが無効になっている方を発見しました。上が以前(2022年8月)お送りいただきダウンロード・保存していたeQSL、下が昨日発見してダウンロードしたeQSLです。
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何らかの理由でデザインに変化があり、現時点では無効です。こんなトラブルを避けるため、eQSLサーバからはダウンロードしておくべきです。

ダウンローダはeQSL2Thwがおすすめです。eQSLのデータフォーマットが変更になったので、eQSLThw2の旧バージョン(1.XX)からのバージョンアップは必ずマニュアルを読んで作業して下さい。
新バージョン(2.XX)は、以前私が経験した不具合は解消され快適に動作しています。

eQSL FT8で届いたQSLのレポートが599?

eQSLを受け取るようになって1年、古いデータにさかのぼってデータをチェックしています。
HamlogからADIFファイルを作成、アップロードしているのですが、妙なことに気づきました。
相手から届いたQSLをアーカイブで確認すると、FT8のQSOなのにレポートが599で送られてくるものが時折あります。メールで修正をお願いしていますが、なかなか正しいeQSLが戻ってきません。

アーカイブのeQSLで未コンファームのものを検索してみました。未コンファームは、リスト右の赤と緑のマークの有無で確認できます。OKならば緑のマーク、NGならば赤いマークをクリックして次の対応を取ります。
このマークから
1)私の送ったデータとアンマッチ
2)私の送ったQSLが届いていない、Not in Logだった
3)相手はQSOが成立したと思って送ってきたが、私はレポート交換不成立等でQSOデータをアップロードしなかった
4)単純に私のアップロード忘れ(笑)
のいずれかが推定されます。
4)は論外として、レポート599は1)に入るか?厳格に基準があるか不明ですが、気になります。
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データを見ると、データ送信がログソフトからのADIFファイル形式ではなく"MANUAL"、つまり手入力で作成されているのに気づきました。右の緑のチェックマークをクリックすると、小さなウインドウが開きます。
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QSO時間を入力し、"Create Confirmation eQSL"をクリックすると、返信としてeQSLが作成されます。RSTが599と初期値で自動入力されています。原因は多分これ、正しいレポートを入力せねばなりませんね。

JAでは見かけない不具合ですが、この機能を使っている人は少数だからでしょうか。

サーバ上のeQSL.ccのデザイン・QTHが変わる!

前述したように、eQSL.ccをDXで活用しています。現在のQTHに落ち着いてからのデータのみuploadしています。国内はまだ課題があると考えて保留しています。

eQSLのサイトにログインし、FAQを見ると以下のような注意があります。(日本語訳)
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QTHが変わったら、その都度アカウントを別に追加して下さい、ということです。

私が理解している限りの理由を説明します。
eQSLは、基本となる背景画像(テンプレート)にQSOデータを貼り付けたものである、ということです。また、背景画像は現在登録されている画像のみです。画像を変更すると、今まで送付した画像は最新に変わります。これはinboxでもArchiveでも同じです。
背景デザインのスタイルは4種類あります。無料でも使えるスタイルは2種類ですが、用意された画像を選択すると、入力されたQTH・氏名等の情報が画像に追加されます。と言うことは、QTHに何らかの変更があった時に書き換えると、過去に送ったeQSLもサーバ上で新しいQTHに変更されます。QTHの変更には注意せねばなりません。
私は有料のブロンズ会員ですが、自分で写真やデザインを用意し、画像上に編集ソフトを用いてQTH等のデータを追加しています。これも画像が変更されると、サーバ上の過去のQSL画像も変わります。
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特に変更ないけど・・・と言う方、Uploadした過去のデータは大丈夫ですか?ここに大きな誤解があります。以下の場合が事例です。

1)市町村合併でQTHの情報(市町村名・JCC/JCGコード)が変わった
2)特別政令都市になって区になり、区のコードが追加された
3)常置場所の変更があり、JCC/JCGコード・グリッドロケータが変わった

2003年から2022年春までの間、ほぼQRT状態でした。現住所で復活するまでのブランクですが、eQSLには2008年頃に登録した記録があります。
2000年以前に到着したeQSLを調べてみました。ここで気づいたのが1)、2)のQTHの表記が当時と異なる問題です。

2000年以前のQSOなのに、その後の市制施行・平成の大合併で新市のQTHになっている
 伊豆市、伊賀市、守谷市、奥州市、大仙市、栗原市、那須塩原市、妙高市、愛西市、匝瑳市etc
同じく、区になる前なのに区が標記されている
 静岡市清水区・葵区、新潟市中央区・東区・秋葉区・西蒲区etc
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重複した局を含めると1割以上あります。QTHが変更になった場合(合併で町村名変更)もあったのですが細かく調べていません。常置場所の変更(別の都道府県へQSY)もありました。不具合は2割近い可能性があります。
心配な方、Outboxにある自分のデータをプレビューしてみて下さい。

QTHが変更された際は、アカウントの修正が必要です。どこのQTH・GLでいつまで運用したか?期限を設定出来ます。但し、私は以前のQSLはダウンロードしていますがアップロードしていません。アップロード済みのデータは問題があるかもしれません。修正は下の試験運用(experimental)から進めますが、自己責任でお願いします。
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バックアップを取っていなかった、どうしても消滅した市町村のQSLが欲しい、という方は相手に相談しましょう。また、この不具合に気付いた方は、可能であれば修正をお勧めします。

俺は国内はやらないからJCC/JCGは気にしない・・・という方もいますが、海外にもハンターはいます。また、区が出来る前のQSOでJARLへアワードWAKUを申請されたらNGということもあるのでは?
JA/DX問わず申請があっても、「QSO時には区になっていません」とJARLが返却することは無いのでしょうか。申請書だけの返却なら許せても、申請料を返却する場合はどうするのでしょう。

** 内容を一部修正しました。  TNX JH4PHW

QSLポリシーをQRZ.comへ掲載 JA版

DX向けに続き、国内向けのプロフィールがこれです。
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紙QSLにこだわるのは、
1) 整理して随時取り出し眺めることができる PCが不要
2) デザインを自分で考え、個性を主張したい
3) 相手のデザインを見て楽しみたい
4) eQSLを紙にプリントするよりはローコスト
というところでしょうか。

eQSLはネットから入手可能です。しかし、皆さんは受領したものをどのように保存し、見ているでしょうか。受け取って1回見たら、そのまま眠っていませんか。
紙なら、引っ張り出してシャックやリビングで寝転びながら見ることが出来ます。写真入りのデザインも多く、同じ局でも違うデザインが届くことも多々。シャック、各地の名所・名産、家族やペットの写真も楽しいですね。私は1枚4円弱のQSL(1回2000枚発注)です。

eQSLでも印刷は可能ですが、受け取る側は原紙+インクのコスト+印刷の手間を考えるとはるかに高価で面倒です。紙派にはストレスになります(笑)。送る側は手間いらずで楽ですが
国内はJARLビューローという立派なシステムがあります。転送サービス料を有料化しても(金額によりますが)メリットが大きいでしょう。課題は転送スピード、以前と同じく遅くとも半年以内にしていただきたいものです。

ペーパーレスだ、SDGsに貢献という意見もありますが、QSOを記憶に残すには「目で見えるモノ」で保管するのが一番と考えます。「QSOの証拠で残ればいい」とデータのみのLoTWは、アワードを入手すれば満足感が得られるでしょうが、苦労してQSOした実感が沸きません。個人の好みはさまざまです。

というわけで、私は優先順位をビューロー、ダイレクト(急ぎの場合のみ)、eQSLとしています。
hQSLは国内で盛んですが、DX中心の今、これ以上複数のQSLデータを管理しきれません。

アワードの申請も、所持証明不要で自己宣誓(自分で持っています、と宣誓する)が主流になりました。但し、審査上必要の場合、提出を求められることがあります。ところが「どこにあったっけ?」と行方不明に、あるいは電子ログに依存しすぎて実際のQSLデータと異なっていた、ではシャレになりません。
PC上のデータだけでチェックせず、申請するのが一般化することに危機感を感ずるのですが、もう古い考えでしょうか。



QSLポリシーをQRZ.comへ掲載 DX版

QSLの交換方法で混乱しています。JARL・ダイレクトだけでなく、電子QSLの類の多様化が原因です。

JAの電子QSLはeQSL.ccかhQSLが大半でしょう。LoTWは国内主流のユーザーは少数のようで、昨年一部アップロードしたのですが、一致することは少ないようです。
現在主流にしているDXはeQSL・LoTWが多数で、その他QRZ.com、Clublogが続くと思います。

DXはQRZ.comでQSLインフォメーションをほぼ全数確認しています。大変な労力ですが(笑)、相手が望まない方法ではコンファーム不可能ですし、ビューローでは時間がかかります。何よりNo Bureauとなるとどうしようもありません。JARLにも負担がかかるし(笑)。
結局、eQSL.ccとLoTWは全データをアップロードし、ビューローOKという方だけ紙QSLをJARLへ送っています。
QSLポリシーを明確にするため、QRZ.comの自己プロフィールに以下のコメントを書いています。文法のミスはご愛敬ということで(笑)。
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ダイレクトで受け取ることは稀です。国内の送料とあまり差が無いので、返送料は要りません、とコメント。

JAから海外宛へ送るのに返送料はいくらかかるか?をPRしました。現時点のレートでは全世界1ドルでOKなのですが、近日中の値上げと為替レート変動を考慮して2ドルにして下さい、としました。受け取ったJAが「余った」と考えたなら、その方の判断に任せます。
IRCはJAで通用するので、購入可能なら1枚でOK、というのも忘れません。我々からみれば2ドルより安いですから。

赤字で書いたのは、「SAE+Return Postageと書かれている局が多いが、いくら必要??」という意味の情報収集です。昔からIRCやドル札を多数要求する『ドリンカー』が存在しますが、本当にいくら必要なのか?をデータで持ちたいのです。
JAも高齢化し、年金生活の方も増加しています。経済大国?JAは『いくらでもいい』とザクザクとドネーションをする、と誤解されても困ります。返送料+QSL印刷代まででいくら必要、あとはドネーションOKなら追加、というスタンスがベストではないでしょうか。

国内に対するコメントは続きで。
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