無線・電子工作と趣味の日記

アマチュア無線と電子工作が中心の日記です。JA0IAA/新潟県在住、電気大好きおじさんです。その他趣味などあれこれの雑記です。
コメント歓迎ですが、無線と電子工作関係はお名前(名字で可)かコールサインをお願いします。

アマチュア局の免許情報検索

Twitterはアカウントがあるものの、1回も使ったことがありません。話題はメ-ルで流れてきますが、HamlIfe.jpから1アマの行政処分情報2件が。

信越総合通信局の案件ですが、1件はアマチュア業務以外の目的外通信で、散見されることです。ところが、もう1件は移動する免許を受けずに移動局で運用した、というもの。

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ご存じの方も多いでしょうが、総務省のWEBで「無線局等情報検索」が出来ます。設置場所の地域・都道府県・市町村から免許されている無線局を検索出来ます。コールサインからでも可能です。
市町村を入力すれば、常置場所全ての局のコールサインが表示されます。

私の例でコールサインで検索すると、下のように複数免許が出ます。2個あるのは「移動しない局」と「移動する局」で免許状があるからです。表示が1個なら、いずれかのみ免許されているわけです。
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さらにコールをクリックすると、免許状の一部が表示されます。免許番号・住所・氏名は個人情報で保護されていますが、設置場所は市町村単位まで公開されていますし、免許されている周波数・電波形式(かなり統合されています)・空中線電力は全公開です。

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今回の違反例は「移動範囲」が「移動しない」なのに、移動局で運用してしまったようです。
コールサインが分かれば免許切れ・免許範囲外の周波数やモードの運用は第3者で調査可能です。今回は多分、誰かのタレコミでしょう。総通が最初から調べるとは思えません。ついうっかり移動局の免許を失効したのかな?注意しなければ。

DX QSL発送入手方法ーヨーロッパー

前回、USA(W/K)のQSL発送・入手方法はeQSLとLoTWがベスト、と書きました。
今回はヨーロッパの一部をまとめました。
前回書き忘れたかな?2022年3月から2023年2月までのデータです。

データはQRZ.comに登録されている情報です。ご本人が登録・更新しないと反映されないので、傾向として捉えて下さい。同一局もそれぞれカウント、不明な局はOTHERSに含みます。実際、e-QSLもLoTWもデータと一致していないことが多々あります。e-QSLはアメリカのe-QSL.CCのみカウントしています。

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私のQSO数が多いDL Germanyがこれ。ビューロー(BUREAU)が非常に有効です。会員は会費を払えば追加料金なしでQSL転送をしてくれるからです。他国の事情を考慮してe-QSL派・LoTW派にも対応しバランスが取れており、紙QSL希望派は健在です。

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次はI italy。LoTWの割合が多いのですが、DLに類似しておりビューロー派も多くなっています。

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もう1国、SP Poland。旧東欧でアクティブな国なのでまとめてみました。傾向としては同じでしょう。

その他の国も集計すれば可能です(DXのみで5000局超のデータになりました)が、「ヨーロッパは全部同じ」と一括りには出来ません。LoTWはおおむね2/3が利用していますが、eQSLはF、G、EA、SVは多いもののOH、SMは少なくなっています。
ビューローはG・OH・SV・YOで不人気、2-4割しかリクエストがありません。NO BUREAUと明確にアナウンスする人も散見されます。
到着まで時間がかかりすぎる、というのが理由のようですが、何処も同じですね(笑)。

JARL QSL転送有料化の提案

ARRLのQSL転送サービスの件をご紹介しました。有料でしかも割高感があり、なるほど電子化(LoTW)が進み、次にeQSL、必要あればSASE、ビューローOKは少数です。
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JARLの転送サービスが遅れているのは、委託会社で処理能力枚数を超え、人員増員するにも費用が不足するため契約更新出来ないのでしょうか?ネックになる課題が明確でないと改善案が出せませんが、とりあえず委託費用不足が原因と仮定して提案します。
転送費用を一部有料にするのです。

ARRLのように送る側・受け取る側でそれぞれ負担、というのは運用上煩雑です。QSLを送る側(転送を依頼する側)が負担する、という案はどうでしょうか。

頭をひねった!?案を以下に示します。金額は例です。

<送る側>
●郵便料金で重量管理し、手数料を決定
○定形外郵便で会員一人で250g以下相当(現在250円)なら現状通り手数料無料
○250g-1kgの場合、定形外郵便250gとの差額と同じ金額が手数料
 500g以下(郵便料金390円)なら差額の140円
 1kg以下(郵便料金580円)なら差額の330円
○1kgを越える場合、宅配便の重量単位を参考にした手数料(案)
 2kg以下で400円
 5kg以下で700円
 10kg以下で1,000円
○複数人同梱可 (家族・クラブでまとめて発送など)
 但し、費用負担者を明確にすること
●発送時、封筒もしくは包にコールサインを明記する。
 JARL会員であることを証明するもの(例えばJARL NEWSに紙シールを添付)をノリ付け
●費用はプリペイド、事前に一定料金をチャージする
 ネット銀行からの送金、Paypayなど
 料金が不足した場合はメールで連絡 チャージされるまで仕分け・発送保留
●重量管理の都合で、レターパック等の他サービスは適用しない

<受け取る側>
●特になし 従来通り無料

<<検討理由>>
●費用は発送する側のみにとどめます。これはコンテストでよくある「ばらまき」を抑えることにもつながります。
●重量250g等で区切った理由は、郵便・宅配料金で手数料を管理するのが分かりやすいからです。
また、枚数あたりで決めると数えるのが大変です(笑)。
●わずか数枚で手数料がかかると、手数料を払う側も受取るJARL側も煩雑です。250gは私のQSLの場合は約75枚、束ねて厚さ16mmです。あまりアクティブでない人には従来通り無料、が混乱しません。
●ヘビーユーザーにはそれなりに負担をお願いします。負担しても早く転送してくれたほうが良い、と思うのは私だけではないでしょう。
●1kg以上の場合は宅配便で、送料相応にしました。

<<ネックになる課題と対策案の補足>>
●手数料支払いはプリペイド
定額小為替同封が良いシステムでしたが手数料が高くなりました(1枚100円)。金額が100円単位になります。(小為替50円でも手数料100円というナンセンス!)
銀行で送金、プリペイドするのが有力ですね。残高が少なくなったら連絡し、入金確認まで発送をストップするのです。
ネットバンクは送料が安く、ゆうちょ銀行は1か月3回まで送料無料です。振替送金もATMで出来ます。あとはクレジットカードやPaypayなどの決済。
●JARL会員の証明として、発送時にバーコードリーダーの紙を貼り付ける
○バーコードは年に1回、各会員毎にJARL NEWSに添付するかwebからダウンロード
○バーコードには会員番号とコールサインをプリント、JARLに届いた際にバーコードのないものは開封保留、もしくは受取拒否
○バーコードで会員資格を確認、その後プリペイド残高をチェックし、残高不足のないもののみ開封して仕分け開始
○各会員へ発送する際のラベルに残高をプリント、チェックを促進

以上、バーコードを用いたシステムに費用が発生しますが、転送手数料収入で十分賄えるのではないか?と考えます。シミュレーションを提案します。
負担はARRLより軽く安いのですが、皆さんはいかがお考えですか。

W/K宛のQSLはビューローでは期待薄?

前回書いたように、多数のW/K(USA)とQSOしました。一般的に紙QSLはJARL経由でWへ、と認識される方が多いと思います。それが良いのか検証しました。

QRZ.comというサイトがあります。ここで全世界の多くの局のQTH・名前・プロフィール・QSL送付希望データなどが検索できます。もちろん、ユーザー登録し、ご自分でデータを入れる必要がありますが、記載内容は任意です。自己紹介文・シャック等の写真・QSOログの検索などがある局、名前と所在地しかない局などさまざまです。更新しなければ、古いQTHのままです。
ユーザーログインし、1局ずつコールを入力して情報を調べました。私の例がこれ。
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QTHの下にQSL INFOを加えることが可能ですが、少数です。下のプロフィールに記載する局もいますが、詳細情報タブ(DETAIL)に以下のように記載される場合が大半です。拾い上げ、ハムログのREMARKS1に入力していきました。
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データには矛盾が多々あります。QSL INFOはLoTW onlyなのにeQSLが届く、by eQSL Yesだが実際はQRZ.comのみ等。LoTW NoなのにLoTWでアップロードされているケースも結構あります。ざっと見た情報としてご判断を。
サンプル数はN=1,367、半年でよくやったものです(笑)。
なお、データ検索は1日100件まででSTOPがかかります。私の数なら、最短で2週間かかりますのでトライする方はご覚悟を。不明な局は、その他(OTHER)に入れています。

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まずLoTWです。これはOKと記載された局のみですが、何と80%がOK。事実、1週間もすればLoTWで2/3はコンファーム出来ます。ARRLのシステムですから、DXCC等アワードにもチェックなしでカウント可能、おカネと手間・時間がかかる紙なぞいらん!というユーザーにはぴったりです。

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次はeQSL。QRZでは例としてeQSLと書かれていますが、QRZ..com、Clublogなど多くのシステムがあるので全てWのeQSL.ccとは言えないはずですが、37%がOK。ARRLのアワードには使えないのでは?
というのが意外と少ない理由でしょう。ヨーロッパあたりではユーザーが多いのですが。

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そしてビューロー。BUREAU OKと記載されているのはわずか20%。自分で明記しない限りビューローOKとはならないのですが、費用と手間がかかり、かつ時間がかかるこの方法は低くなっています。
NO BUROと明記する局もチラホラ。
ARRLのビューローシステムは前述したように送る側も受け取る側も有料です。受け取る意思がなければ、ビューローに請求されず廃棄でしょう。
W/K以外のDXでは、こんな画像をアップロードしている局もいます(笑)。
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by MAILとあるのは郵便、つまりダイレクト。アメリカ国内ではハガキが48セント、1オンスまでの封筒は63セントだそうです(2023/2/14現在)。日本円に換算して1$=135円としてそれぞれ約65円、85円。日本とほぼ同じです。たまに送る場合はダイレクトなんですね。

で結論ですが、
W/K宛の紙QSLは希望局以外送らない
LoTWとe-QSL等を併用する
ということです。ご理解いただけますか?

全世界でビューローを否定はしません。例えばDLドイツ。ここはJARL同様に会費を払えば無料で送ってくれます。他の国も調べていますが、東欧は比較的ビューロー依存が高いようです。
DXあてのQSL、JARLビューローのコストとスピードをロスしないためにも各国の運用を調べてみる価値があります。
もちろん、相手自身のQSLインフォメーションの把握も大切ですね。

18/24MHzでWAS完成!

昨年秋から、朝のUSA(W/K)を狙ってFT8を運用しました。目標はARRLの発行するWAS(Worked All States)、50州とQSOしコンファームするアワードです。周波数はビームのある18MHz・24MHzに絞りました。
WではQSLはLoTWが主流、ログをアップロードして正規なQSOと判断されるとコンファーム扱いになります。WAS以外にDXCCやWAZもどこまで完成したかがweb上で分かります。
実は1局ずつQTHを調べる大作業をしていたのですが、この話は別途。

18MHzで先行して運用していたら、意外なことに東海岸がかなり埋まっています。目標をしっかりチェックできるように各州のWkd/Cfmがバンド別に分かるように表を作成しました。この時、各州がどこにあるか?を12月に作成した地図と見比べ(笑)るように、エリアも付記しました。
12月上旬に残り5州、さらにQSOして先月中旬には残り2州。4のサウスカロライナ(SC)、0のサウスダコタ(SD)。SCはQSO済みでしたがLoTWユーザーではないらしくコンファーム出来ません。先月末にSDが出来てリーチ。4エリアを狙いましたが、意外なことに8エリアのコールでSCが出来ました。
Wでは、/4というエリア外標記は不要です。1-3エリアで東海岸、強いなと思ったら西海岸のカリフォルニア(CA)なんてこともしばしば(笑)。

表作成時に24MHzは残り17州。こちらは東海岸が多く残っており、先が長い・・と考えていましたが、コンディションが良くどんどん埋まりました。グリッドロケータを参考に追跡、残り5州でデラウェア(DE)・ニューハンプシャー(NH)・バーモント(VT)・ロードアイランド(RI)の東海岸に「鬼門」の7エリアモンタナ(MT)。Wの局がCQ MT、CQ VTを出しているので、やはり難しいのでしょう。確かに7は多く出ていますが、MTは非常に貴重です。
結局RIとVTが残りました。VTは月曜日朝(現地は日曜日夜)にWkd。週末が狙いと分かり、昨日(月曜)の朝、RIからコールしてもらいました。早速ログをアップロード、もう相手もアップロードしてあり、あっという間に完成しました。
これで一息、これからは朝はゆっくりと起きます(笑)。
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区切りにARRLへ申請しますが、費用がいくらか?ちょっと面倒。2枚なら送料が安くなるのかな?クレジットカード決済で払います。
残りのバンドは貧弱ANTでは難しい!

FT8のDX QSOが5,000を突破!

FT8の運用を開始してから約8か月、DXに大変良く飛ぶことから他のモードに出なくなりました(笑)。
究極のショートQSOであり、当初は興味が無かったのですが、シャックからはほぼ楽しめないと諦めていたDXができて楽しくなりました。国内は最近サッパリですが、PHONEのほうがいいですね。
DXはレポート・QTH・名前・QSL交換程度でラグチューできるほど英語は出来ませんからFT8のQSOと大差ありません。コンテストと同じスタイルですし。

さて、QSO数がDXだけで5000を超えました!バンド別にカウントし、重複QSOも含む値ですが、データを整理してみました。
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まず、バンドです。アンテナの関係で、10MHzを除く7-28MHzだけです。
ご覧の通り18/24MHzが突出していますが、これはアンテナ(2エレメントHB9CV)のお陰です。他のバンドはV型のダイポール、飛びも耳も良好で力の入れ方も違います。
18/24でCQを出すと、北米・ヨーロッパからも結構呼ばれます。これが凄い。一方、14MHzは結構苦戦、7MHzは辛うじて飛ぶ程度です。
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次にエンティティ。W/K(USA)が1/4を占めていますが、これは10月以降に朝のオープンを意識して連日出ているからです。ARRL発行のアワードWAS(USA全50州とQSO)が出来そうと分かったのが目標になりました。今日現在18MHzで完成、24MHzで残り1州(昨朝途中でフェードアウトし残念!)です。
2番目がUAヨーロッパロシア。当初は例の問題でこちらからコールすることはなかったのですが、まあ国民には罪はなかろう!というわけでコールし局数が増えました。
3番目はVKオーストラリア、距離も近くお昼前後に良くオープンしますし、非力な28MHzでも多数出来ました。
4番目がDLドイツ、アクティビティが高く、マナーも良いので好んでQSOします。国民性も好感を持っています。
5番目はBYチャイナ。当然良く飛んできますが、マナーは悪い!他の局をコール・リトライ中にしつこく呼んできます。先月の話ですが他局とのレポート交換が上手くいかずリトライ中なのに執拗にコール、10回以上になった時「Bxxxxx  LID」と送信しましたが、相変わらずコール。今やLID(ヘタクソ)と送っても理解出来ないんですね(笑)。

以下、説明は省きますが、URウクライナは良く出ています。戦争の影響を受けていないQTHからでしょうか、応援のつもりでコールしています。ヨーロッパ諸国は多いですね。
アフリカ・カリブにもっと飛んで行って欲しい!

JARLのQSL転送に9か月!?

今日2/3(金)にJARLからQSLが届きました。最新のQSLで4月下旬のALL JA コンテストのものが含まれます。
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昨年3月中旬に本格的に復活、HFで運用を再開しました。QSLはJARLで交換・・と約束したのですが、待てど暮らせど届きません。届くのは20年前のDXのQSLがたまに1、2枚(笑)。今回は60枚程度まとまって到着しました。
それにしても、4月QSOで4月末ころにビューロへ送っていただいたものが今頃とは。2か月毎発送で1月末に到着とは、時間がかかりすぎです。役員は何を考えているのか!
JARL NEWSの最初のページの会長挨拶、杓子定規なことは要りません。転送遅延の実態と理由・解決までの課題と解決に向けたスケジュールを書いていただきたい。FT8の国内7.041MHzを変更する現状も同様です。目立ちすぎ、もっと謙虚さがないと。
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実は、JARLの会費納入期限が2/6(月)でした。土曜日の郵便配達が廃止されたので、今日届かなかったらどうするかなー、と会費振り込みを保留していました。QSLが到着したので、まあいいかと振り込み用紙を持ってATMで送金しました。
QSL転送のサービスは必要なので、当分退会することはありませんが、遅延してもすぐには退会扱いもQSLの廃棄もないようなので、僅かながら抵抗しようかと(笑)。
でもアクティビティも下がりQSL交換を重要視しない人なら、これを機会に退会・免許満了でQRTという事態にもなります。そんな人も知っています。
新入会員を増やそうと努力するより、現在の会員のサービス向上に努めて継続をお願いするほうが、はるかに大事ではないでしょうか。
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余談ですが、支部コンテストの参加証が2枚ありました。5月の群馬コンテストの参加証が7/17付、6月の宮崎コンテストの参加証が8/1付です。
うーむ、これは5-7月のQSLより早く届く(笑)。
支部やコンテスターへの忖度でしょうか。公平であるべきです。
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