車に取り付けていたカーナビが故障しました。F社の製品です。

異常に気づいたのは昨年12月中旬、車に乗り込むと画面表示が暗く画面が見にくくなっています。
所用だったので、そのまま運転すると10分程度で明るさが戻ります。
翌日・翌々日も同じ症状でしたが、次第に回復時間が長くなっていきます。液晶画面のバックライトの劣化が始まったのか、と考えました。
寒くなった時期なので、低温動作が不安定になったのでしょうか。
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このカーナビは、現在の車を購入して数ヶ月後に某大手カーショップで取り付けました。年末なので、修理に出しても戻ってくるまでに正月をはさんで1ヶ月はかかりそうです。
このまま我慢して使ってみるか・・・と、画面の輝度を上げてしのぎましたが、徐々に輝度が落ちて最大に設定しても不十分になってしまいました。

年明けにカーショップへ行き、症状を記したメモ書きと写真を添えて修理を依頼しました。幸いにも、「延長保証」と称する保険に加入しており、今年の6月まで保険が有効です。(つまり、2年半で故障したわけです)
まあ、修理依頼手数料しかかからないので、良しとします。

「修理完了は、平均どのくらいですか?」とたずねたところ、3週間はみてくださいとのこと。
カーナビが外された穴は、ケーブル類が丸見えです。オーディオ音の無い世界が続きました。

さて2週間弱で電話が入りました。修理先からの情報で液晶パネルを交換した、とのこと。やはり液晶近辺の問題だったようです。
ここからが問題なのですが、修理先からの説明(伝言)があったそうです。
「この機種は同様の問題がいくつか発生しており、修理後も問題が再発する可能性があるので、ご了解下さい」とのこと。
・・・・何とも妙な連絡ですが、返答のしようが無いので一応了解し先へ進めてもらいました。

120208navi-2.jpgさらに1週間後、ショップへカーナビが到着しました。翌日取り付けてもらい、動作を確認しました。実働で1週間経過しましたが、正常です。

店の担当者に伺いました。修理先は製造メーカーではなく修理を専門とする会社だそうです。
「延長保証」というシステムは最近良く利用されていますが、保険会社はメーカーへ修理を依頼するのではなく、他社へ修理を委託します。修理費用が安く済むからだと思います。
他の電気製品で何回かこの保険を利用したので、しくみは理解しています。

前述のコメント、修理会社は親切で言ってくれたのかもしれません。しかし、この機種ではまた同じ問題が発生するかもしれないので、次回は覚悟して下さい?!とも聞こえます。
このようなコメントをもらったのは初めてで、受け取り方がビミョーです(笑)。

交換した液晶ユニットが届いていました。ショップから「パーツは処分しましょうか」とたずねられましたが、せっかくなので頂いてきました。
別に利用するアテもないのですが、ジャンクパーツを見ると簡単には廃棄する気になれません。
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液晶はLGフィリップス製でした。海外製が悪いと言うわけではありませんが、品質のもっと優れたMade in Japanの製品は作れないでしょうか。3年弱でダウンでは悲しいことです。
保険で保証しても、修理から戻ってくるまでのタイムロスが無視出来ない製品もあります。高価でも壊れない製品をアピールすれば、付加価値を認めるユーザーはいます。
メーカー3年・5年保証の製品が多数登場することを期待します。