2週間くらい前にあった話です。ネットに関する情報ですが、無線用語も出てきますので、ご存じない方には難しいかもしれません。

ある日、検索して情報を探していた時のことです。県支部役員の某ローカル局が地域クラブ宛てに出した連絡メールが、クラブ掲示板に公開されていました。
内容は問題ないのですが、末尾の署名まで転記されており、住所氏名・電話番号・メールアドレスまで完全に丸見えです。
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モザイクをかけたら、とんでもない画像ですHi。
これはまずいでしょう・・・・、とローカル局に連絡を入れました。早速削除依頼をします、とのこと。
2日後だったでしょうか、掲示板から書き込みが削除されたそうです。

これで一件落着・・・・と思ったのですが、思わぬワナが待ち構えていました。

まず1点目、前回同様にYAHOOで検索すると、掲示板のページと概要が表記されます。ここに住所氏名・アドレスが表示されます。
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詳細を確認しようとクリックすると、掲示板の内容は削除されていました。掲示板からの読み出しは解決しました。
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2点目の問題が、『キャッシュ』です。キャッシュの説明がYahoo検索ヘルプにありました。

「キャッシュ」とは、検索エンジンが検索結果表示用の索引を作る際に各ページの内容を保存したものです。目的のページが見られなくなっているような場合でも、キャッシュを表示することによって情報を探せることがあります。

プロバイダのサーバの故障でページが見られない場合もありますが、ページを削除したりURLを変更してしまった場合でも、存在していた当時の最新ページが記憶されているのです。
従って、今回のような掲示板やブログの書き込みでも、キャッシュを読み込めば削除した情報が復活します。

キャッシュをクリックして表示させます。しっかり削除前の書き込みが見えます。
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削除してから2週間経過しても、このように残骸が残っています。
処置をもう少し検討し、アドバイスすべきでした。

ではどうすれば良いのか?ですが、解決するであろう案をご紹介します。

1) まず、ページ(あるいは掲示板・ブログの記事)の問題箇所を削除するか書き換える  完全削除しない

2) このまま少し放置する  検索エンジンが自動サーチして新しいページ・記事を読み込み、今までのページ・記事をキャッシュします
YahooやGoogleだと、1週間程度の周期で検索するようです(推測ですが)

3) さらにページを書き換えるか、削除する
このページ・記事が読み込まれるとキャッシュも書き換えられ、残骸が無くなります(と思いますがHi)

削除したページ・記事は一度復活させて書き換えると有効でしょう。
・・・・さて、これを提案したかったのですが、今回の掲示板では削除した記事は復活出来ないとのこと。
失敗しました。

あとは自然にキャッシュが消滅することを待つだけかもしれません。
書き込み管理には、十分ご注意を。