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沖縄切手の続きです。
送っていただいた封筒に「米貨単位暫定」という切手が貼ってありました。
沖縄から海外に滞在していたいた方宛へ送られたもので、2通あるのですが、いずれも同じ切手が貼られています。
意識的でしょうが、10・5・4・3・2・1セントが各1枚、1/2セントが2枚、計26セントです。1959年3月那覇の消印です。
151208stamp-1

この切手を調べてみると、同一シリーズでまだ3枚あります。いただいた切手に残りがありました。
151208stamp-2151208stamp-3

ストックブックに保存するには、封筒の切手ははがさねばなりません。
また、左上の4枚の切手は、記念スタンプが押してあります。
勿体無いな・・・という気持ちになりました。
10セント以下は別途集めます(笑)。

さて、米貨単位暫定という意味を調べました。
第二次世界大戦後、沖縄の通貨は日本円とは異なるB円というものになったそうです。
詳しくはWikipediaをご参照下さい。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/B%E5%86%86

その後、1958年にB円が廃止され、ドルに変更されました。切手もこの流れに従って円からドルになったようで、この切手はドル・セント表示の第1号です。

1958年9月以前、切手の金額表示4.00(実際はドットはなく、00の下に横線がある)は日本本土とは異なる円だったんですね。
今になって知ったことですが、歴史を学びました。