QSLカードの形態が多様化しています。復活して、管理が複雑になっている、と感じました。
あれこれ試行錯誤、現在の実験レポートです。
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Hamlogでログを管理しています。QSLカードのマークは従来、図のようにしていました。
・最初の1文字は、QSLを送る/送らないで J/N
 県外の運用と区分するため、県外は P
・2文字めは、発送済み/未発送で S/(ブランク)
 県外の場合は、同様のルールで 運用エリア/(ブランク)
。3文字めは、受領/未受領/あきらめで C/(ブランク)/ *

最近は紙QSLだけではなく、電子QSLが普及しています。PhoneでQSOする場合、「紙QSLでお願いします」と都度お願いしていたのですが、FT8を始めてみると驚くほどe-QSLが届きます。
こちらは紙希望ですが、QSO中にお願い出来ないので、少なくとも受領状況は区分しておく必要があると考えました。
特にDXの場合はe-QSLを優先せざるを得ません。さらにDXで普及しているLoTWでのコンファームも明確にしたいところです。

QSLマークの3文字、どう配分するか?頭をひねりました。
・3文字めは、複合検索で受領分だけを検索するために文字の固定が必要
 ここは従来通り”C” としました。
・1文字めは、発送の区分にします 紙か電子QSLか区分します。
・2文字めは、受領の区分にします 紙か電子QSLか、LoTWかを区分します。
オリジナルの考え方からは外れるので、あくまでもテストです。

結論として出てきた私案がこれ。
・1文字め
  紙のみは「J」 e-QSLのみは「E」 両方は「W」
  LoTWのみは「L」 紙・e-QSLがあれば、そちらを優先
・2文字め
  紙のみは「S」 e-QSLのみは「E」 両方は「W」
  LoTWのみは「L」 紙・e-QSLがあれば、そちらを優先
・3文字め
  従来どおり

事例で示します。
・紙で発送・受領  JSC  従来通り
・紙で発送・紙+e-QSLで受領 JWC
・e-QSLで発送・受領  EEC
・紙+e-QSLで発送・e-QSLのみ受領  WEC
・LoTWのみで受領  LLC

で実際にやってみました。(もちろん別のPCで)これはあまりにも複雑なのでおすすめしませんが。
対象は今年のQSO分(国内/DXで約5,000局です)
一応、目標通りの仕様にはなりました。
しかし、本来の仕様からは外れるし、課題も山積。正式変更はまだやっていません。
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重要な点は、コンファーム済みのQSOだけで検索・集計したい、ということ。3文字めに複数文字が登録・検索できるか。ワイルドカードが使えれば解決しそうですが。
皆さんは、どうやって区分していますか?

追記:
解決案、理解出来たかも?追ってレポートします。