無線・電子工作と趣味の日記

アマチュア無線と電子工作が中心の日記です。JA0IAA/新潟県在住、電気大好きおじさんです。その他趣味などあれこれの雑記です。
コメント歓迎ですが、無線と電子工作関係はお名前(名字で可)かコールサインをお願いします。

2012年01月

14AVQの取扱説明書

12012114avq-1.jpg年初からの仕事が一息つき、部屋を整理中です。
昨年いただいた資料の中から、14AVQの取扱説明書が見つかりました。

14AVQは、米ハイゲイン社の7/14/21/28MHzの4バンドバーチカルアンテナで、1960年代から発売されていたのではないかと記憶しています。
このアンテナがベースになって、その後JAでも数社がバーチカルアンテナを発売しました。
12012114avq-1a.gif全長が20インチ弱で許容電力は1KW AM(!)と記載されています。まだAMが主流だった時代のアンテナの取説です。
エレメントとトラップコイルの接続図を示しました。寸法は全てインチです。
帯域が狭いため、CW/PHONEバンドいずれに同調するかによって寸法が異なっています。また、屋根に取り付けるか(roof mount)、地面近くに取り付けるか(ground mount)で各エレメント寸法が大きく違うのは面白いところです。
屋根も、JAの場合はトタン屋根とかわら屋根では影響が異なるでしょう。カットアンドトライが必要です。

バンド幅は7・28MHzでまずまずですが、14・21MHzは狭くなっています。寸法はCWより少し短めにすればCW/SSB両モードで使えそうです(あくまでも、データ上のハナシです)。
12012114avq-2.gif
12012114avq-3.gif
屋根の上に設置した際のラジアルは、各バンド2本を推奨していますが、7MHzの1/4波長の33feet X 4本という事例もありました。各バンド1/4波長の整数倍であれば兼用可能なので、スペースに余裕があればこれも可ですね。
但し、ラジアルは給電部のネジに巻いてネジ止めという図!になっており、ちょっと意外でした。圧着端子で圧着・ネジ止めするのが一般的ですね。

ところで、ハイゲイン社はまだ存在するはず・・・と検索すると、ありました。
AV-14AVQというアンテナまであります。
  http://www.hy-gain.com/Product.php?productid=AV-14AVQ
マニュアルがダウンロード出来ました。見比べると、基本的なエレメント寸法はほぼ同じでびっくり。
CW/SSBの間を取った両モード共用の寸法(MB)が追加されています。インチのみの表示からメートル表示も併記されています。
素材やのマイナーチェンジはあったと思いますが、50年くらい前に設計されたアンテナが現在も製品化されているのは驚きです。

保守パーツとして各パーツが販売されていることが素晴らしいですね。台風でエレメントを折ってしました局、トラップを焼いてしまったハイパワー局などにはメンテパーツは必須です。JAのアンテナメーカーも在庫があれば販売してくれるでしょうが、積極的なPRはしていません。
ハイゲイン社のサイト、少し調べてみます。

雪が止みました

数日続いた雪が止み、雲の向こうから太陽の光がさしています。
現在の積雪は30cmくらいでしょうか。まだ大雪ではないので助かります。

駐車スペ-スにとめた車の写真を撮りました。
ナンバーは無線家らしく59-59です。「You're 59 QSL?」 「QSL, you're also 59, thank you.」というイメージで選びました。
599とか8873も人気のようですが、8873は(個人的には)この世からサヨナラみたいで好きではありません。
120116car-1.jpg120116car-2.jpg

新アマチュアバンド?

海外の無線連盟サイトで発見したネタです。

A92の連盟The Amateur Radio Association of Bahrainのサイトで、許可されている周波数・モード表(Allocation)が出ていました。
1.9、3.5、7MHzはどこまで許可されているのだろう・・・と確認したところ、5.373と5.405MHzの2スポット、69.9-70.4MHzの0.5MHz幅が昨年6月ころに許可されたようです。

  http://www.qsl.net/a92c/frequency.html

いずれも、アマチュアは二次業務で他の業務局が優先されるようです。
注記を読むと、5MHzの2スポット周波数は帯域3KHz、つまり出力される電波が+-1.5KHzの範囲に入らねばならないのでUSBの場合は5371.5KHz、5.4035KHzで電波を出さねばならないとのこと。
表現が難しいのと、5MHzはUSBではなくLSBでは??という疑問があります。

電波伝搬実験を目的とした割り当てですが、許可を受けて相手がいるのでしょうか。少し近隣の国の情報を探してみます。
パワーは1500WまでOKですから、5MHzはJAまで飛んできそうです。

地震で割れた6JS6C

120104_6js6-1.jpg先日書いた、中越地震の被害者!? 6JS6Cが出てきました。

ガラス厚は1mm程度しかありません。改めて見ると弱い構造で、ギュッと握ると割れそうです。
NECもコストダウンでガラスを薄くして作ったのでしょうか。

QSOパーティに参加

QSOパーティに参加しました。3年ぶりくらいかと思います。今年は初日は家族と実家へ行ってから買い物で1日を終えました。2日目の、しかも昼から参加です。
場所は車で10分足らずで行ける川の土手です。国道から見える平地ですが、驚くほど良く飛びます。
120103nyp-1.jpg以前なら初日2日の9時スタートから周波数を決めて運用していました。リグは50W、アンテナはこいのぼりポール7m弱に144MHzの10エレ八木と430MHzの15エレ八木を取り付けるのが通常のスタイルでした。
今年は機材をほとんど積まず、モービルホイップ1本のつつましい設備でひっそりと運用しましたHi。
デジカメを持っていかなかったので、帰宅後に撮影した写真だけご紹介します。

144MHzのFMで3時間弱運用し、目標20局はクリアしました。
遠くは山形県からコールをいただきました。直線距離で約130kmあります。リグのSは表示しませんが、了解度は5でよく聞こえました。
もう少しまともなアンテナならば、もっと聞こえていただろうに・・・と取らぬ狸の皮算用。

1年に1回しか電波を出さない局との再会のチャンスです。来年は設備を少しグレードアップし、QSOを楽しみます。
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