無線・電子工作と趣味の日記

アマチュア無線と電子工作が中心の日記です。JA0IAA/新潟県在住、電気大好きおじさんです。その他趣味などあれこれの雑記です。
コメント歓迎ですが、無線と電子工作関係はお名前(名字で可)かコールサインをお願いします。

2012年06月

ナショナルAM/FMラジオRE-675

1fadc2bd.jpgナショナル(現パナソニック)のAM/FM2バンドトランジスタラジオRE-675です。AC100Vでのみ動作し、電池は実装しません。

昭和50年発売の製品で、10年くらい前に入手・調整してから数年は時折聞いていました。

久しぶりに引っ張り出してくると、受信感度が落ちており、レバースイッチとボリュームに接触不良があるので、手を加えることにしました。
120621re675-2.jpge3278a22.jpg

裏カバーを外すと、受信部基板と電源部に分かれていました。部品交換を一切していなかったので、電解コンデンサを全て交換します。
裏面の基板周辺にある5本のネジを外すと、基板とフロントパネルの周波数表示ダイヤルが一体になって取り外せます。
ツマミを外し、基板上のネジを取るとダイヤル表示部のみ離れます。糸かけダイヤルのドラムに穴が開いており、基板のバリコンに付いたパーツの突起にかみ合わせてドラムを回転させます。
シンプルながら、メンテナンスが楽で感心しました。

120621re675-3.jpgコンデンサは手持ちを活用、耐圧を1ランク上にしました。35年以上前と比べ、サイズも小さくなりました。

AM/FM切り替えのレバースイッチが接触不良で、微妙な接触で感度が大きく低下します。接点洗浄剤を吹きかけ、繰り返し動かすと問題ないレベルに回復しました。
ボリュームも、隙間から接点洗浄剤を吹きかけ、ガリが無くなりました。
その後SGを活用し周波数・受信感度を調整、大変良好になりました。

59a7d256.jpg仕事場はノイズが多く、AMは受信状態が芳しくありません。パソコンやTV等の電子機器が多いのが原因ですが、有線ネットワークからの漏洩が問題です。不要なケーブルはHUBから外し、改善を図りました。
ブレーカが近くにあり、ここからのノイズも困りものです。寝室に移動して楽しんでいますHi。

コンテストの日程を考える

私のwebで、開催されるコンテストのスケジュールを一覧表に掲載しています。
今年のスケジュールは、以下の通りです。
  http://www.amy.hi-ho.ne.jp/iaasada/contest/schedule2012.html

1ヶ月に1回、最新情報を調べて更新していますが、遅れ気味です。CQ誌やJARL NEWSで得た情報と、各開催団体のwebを検索して修正・追記しています。
ルールを早く公開してもらえると有り難いのですが、開催ぎりぎりまで公開しない団体があると、終了後に気付くことがあります。
JARL NEWSが季刊になったので、掲載に間に合わせるために地方本部や支部は数ヶ月前にルールを決定しています。ごくまれに間に合わないケースもありますが、これでは参加者が集まりません。

webの掲載が遅れるケースは多く有ります。CQ誌は買わない、JARL NEWSはほとんど見ない・・・という方や私のようなズボラな人は、ネット検索するのが先です。webをお持ちの団体は早めに公開していただくことをおすすめします。

さて、本日あれこれ調べて追記しましたが、6/10(日)開催予定だったKANHAMコンテストが中止になっていました。
  http://www.jarl.gr.jp/kanham/
理由は、スケジュールが重複する他県支部から中止の要請を受けたためだそうです。

今年は第3回の予定だったので、昨年・一昨年の開催日を確認しました。過去のスケジュールはweb上に残っていますので、ご参照下さい。
さて、昨年は6/19(日)の6:00-18:00、一昨年は6/20(日)の6:00-18:00だったようです。いずれも第3日曜日開催でした。ところが今年は第二日曜日予定に変更されています
中止の要請をした支部は以前から第二日曜日の同じ時間に開催していました。昨年までは重複することもなく、問題なかったのです。相手には非はありません。

週末はコンテストが多数開催されています。時間とバンドが重複してしまうと、どちらのコンテストに参加しているのか分からなくなり混乱します。
バンドが異なれば、重複していても運用時の混乱は避けることができます。しかし、参加者が分散して盛り上がりに欠けます。「時間が重複しますが・・・」と既存のコンテストの主催者に了解を取ることはエチケットとして必要です。一方的に時間を設定しても、迷惑をかけるだけです。

私がコンテストスケジュールを作成するきっかけになったのは、コンテストを新規に立ち上げた時の経験からです。
コンテストが開催されていない日時はいつだろうか、と調べるとほとんど空きがありませんでした。
見落としがあって重複するのは失礼ですし、まして支部行事となれば責任も大きくなります。スケージュールを一元化したデータベースが必要、と感じました。
コンテストの新規開催や日時変更をご検討の方は、是非ご覧下さい。但し、一部モレがあるかもしれませんので、最終判断はお任せします。

空き時間が見つかったら、早めに公のメディアで開催の予定をアナウンスし、場所取り(Hi)をしましょう。1年前であっても構いません。開催間際に重複していても、調整が付きません。言ったもの勝ちです!

さて24時間開催のローカルコンテストは、運用状況を提出ログで調査した上で時間短縮を検討していただきたいものです。
空き時間が出来れば他のコンテストに活用出来ますし、何よりもコンテストに興味が無い方・アンチコンテスト派が無線を楽しむ時間が増えます。
コンテスト以外の楽しみにも配慮してあげたいですね。

もらいもののテレカ その2

120601card-5.jpg前書き込みの続きです。
某OMから以前いただいた開局40周年記念のテレカです。
コールと氏名が記載されていますが、個人情報はぼかしました。

92年に開局40年ですから、まだご健在か・・・と調べましたが、一昨年にQRTされたそうです。延べ58年無線を楽しまれたようです。
今年3月に90歳をお迎えになり、ご高齢を理由に無線をお辞めになったようです。

周囲でもSilent Keyになったとか、年齢を意識してリグやアンテナの整理をされる方が増えつつあります。
耳が悪くなりCWは何とか出来るがPHONEは無理、とおっしゃるOMも数名知っています。QRMやパイルに競って入るのは無理としても、のんびりQSOを楽しむだけでも頭のリフレッシュになります。
継続していただきたいと思うとともに、周囲がOMのオペレーションを気遣う配慮も必要でしょう。

もらいもののテレカ

120601card-1.jpgアマチュア無線関係でもらったテレカが出てきました。携帯電話が普及し、テレカも使うチャンスが少なくなりました。
NTTの通話料金の支払に使える、とのことですが、手続きをすると使用済みカードとして戻ってこないそうです。
ありふれたカードは戻ってこなくても構わないので、手続きをすすめる予定ですが、無線関係と企業が作成したタレントの写真入りカードは勿体ない感じがします。

さて、最初はアマチュア無線工業会(JAIA)作成のサマーキャンペーンのカードです。1991年と1992年のカードがありました。92年とほぼ同一デザインでキャンペーン以外で入手したカードもあります。
JAIA主催のQSOパーティに参加した際の参加賞と思います。アマチュア人口がどんどん増加していた時代です。

120601card-2.jpg120601card-3.jpg120601card-4.jpg

次はハムフェア'93、晴海のハムフェアに行ったときに何か抽選で当たったのでしょうか。

ヤエスの特定小電力トランシーバFTH-103のカードもありました。このトランシーバではなく、何かリグを購入した時におまけでもらったものでしょう。

最後はフィールドデーコンテストの参加賞です。WARC'92キャンペーンでコンテスト参加局数を増やそう!と言うイベントだったような気がします。参加者の多くに送付されたのではないでしょうか。
現在のJARLでは、財政上の理由で難しいでしょう。

多数QSOいただいたOMからの開局40周年記念カードや、アワード申請の副賞のカードもあります。
前記OMはからいただいたカードは写真入りで1992年作成です。さらに20年が経過し、高齢でQRTされたようです。
手放し難いので、使い切って保管したいのですが、使う用途があまり無さそうです。

真空管AMラジオキット RK-5

120601rk5-1.jpg真空管のAMラジオ RK-5です。大OMからいただいたものをレストアしました。
キットを組み立てたそうですが、メーカーは東京の「浦沢商会」というところです。40年以上前の製品です。
回路図もありましたが、現在部屋のどこかにあり、捜索中ですHi。
同メーカーのRK-3というラジオも未組立(欠品があります)でいただきました。
120601rk5-2.jpg
典型的な5球スーパーで、混合6BE6-中間増幅6BA6-検波6AV6-低周波増幅6AR5、整流5MK9という構成です。IFTはトリオのT-26です。フロントパネルに10cm径のスピーカが取り付けられています。

入手後に電源をON、5m程度のワイヤアンテナを接続しましたが、地元局もNHKもか細くしか聞こえません。
周波数を可変すると、ポコポコというモーターボーディング音も聞こえ、低音も出ていません。
IFTとバリコンのトリマ・パッディングコンデンサを少し回しても若干の改善がある程度でした。
120601rk5-3.jpgオイルコンデンサはもう劣化しているはずなので、大半をフィルムコンデンサに交換しました。未使用オイルコンデンサが手持ちであったので、2本だけ使用しました。(使わないと、永遠にパーツボックスに眠りそうなのでHi)
電解コンデンサも同様ですが、電源部の10uF+10uF 350WVのブロックコンデンサは入手困難です。古い規格のパーツにこだわらず、安価で入手容易な10uF 400WVのコンデンサを穴あきプリント基板に取り付け、代用しました。
トランスの上に従来使っていた電解コンデンサを置きましたが、今のコンデンサは大変小さくなりました。

配線も古くなっています。劣化している箇所を耐熱電線に交換しました。
また、バリコンが当時のものでないのでしょうか、シャーシへ固定する金具の止め位置3箇所のうち1箇所がシャーシから飛び出しておりネジ止めされていません。手持ちのプリント基板を加工し固定アダプタを追加しました。
これでバリコンがしっかりと固定されました。
120601rk5-4.jpg120601rk5-5.jpg
この後、IFTとトリマを再調整(SGで信号を入力しました)したところ、十分な感度が得られるようになりました。
昼間は地元局だけですが、夜間はニッポン放送・TBS等が良好に受信出来ます。
地元の新潟放送(BSN)は1116KHzで強力ですが、近接した文化放送1134KHzもさほど支障なく受信出来ます。IFTの切れもまずまずのようです。

ダイヤルつまみはバリコン直結で減速機構はありません。IFTが切れすぎて!?チューニングが難しく感ずることもありますが、実用になっています。
シャーシとフロントパネルが板厚1.0mmのアルミなので、機械的には貧弱です。また、シャーシとフロントパネルの固定は、電源スイッチ付きボリュームとパイロットランプ、ネジ1本だけです。
もう少し頑丈さがあっても良いでしょう。
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