無線・電子工作と趣味の日記

アマチュア無線と電子工作が中心の日記です。JA0IAA/新潟県在住、電気大好きおじさんです。その他趣味などあれこれの雑記です。
コメント歓迎ですが、無線と電子工作関係はお名前(名字で可)かコールサインをお願いします。

2013年02月

ミズホ通信 廃業

情報収集のためにネットサーフをしていたら、タイトルの事実を知りました。
ご存じでない方も多いと思いますので、情報のソースを失礼とは思いますがリンクします。

  http://calibration.skr.jp/mizuho/mizuho_menu.html

誰もが年を重ねます。アマチュア無線人口、あるいは自作を楽しむマニアは減る一方です。後継者もいなければ、止むを得ないことです。
「MIZUHO」のブランドは、とうとう過去のものになりました。

着雪で衛星放送が見えない

10日(日曜日)の話です。
衛星放送(BS・CS)で録画予約した番組がいくつかありました。地上波を楽しんだ後、録画済み番組を編集していたら、録画機能に異常を発見しました。予定の時刻が近づくと予約表示の赤い文字が点滅し、録画が始まると点灯し続けるのですが、点滅したままが続いています。
地上波は問題なく見えたので、変だ?と思ったら、衛星放送のBSが受信出来ません。調べると、BS/CS共通のアンテナで、BS・CSいずれも全て受信出来ていません。
また、録画済みの午後9時から11時までの番組が開始40分で録画終了しており、画面がモザイク状に劣化しています。
予約録画は数時間続くので、至急対策せねばなりません。
130213bscs-4.jpg130213bscs-5.jpg
衛星放送は、ハードディスクレコーダを介してTVに入力しています。ハードディスクレコーダは2台あります。TVを含め3台で受信を試みましたが、すべてダメでした。
以前、屋外の分配器が故障して同様に受信不能になったことがあり、分配器を外したことがあります。
困った・・・と、信号の受信レベルを確認すると・・・・なんとレベル表示値がいつも1/4しかありません。
完全の0ならば、ケーブルからの電源供給回路の故障、アンテナのコンバータの故障等があり得ますが、信号レベルが低下しているのは別の問題です。

というわけで、推定原因が決まりました。パラボラアンテナの着雪です。
雪国ではあり得る話ですが、パラボラアンテナの反射面と呼ばれるお皿の部分に雪が付着し、電波の強度が弱くなるためです。
早速2階の窓から長靴で屋根に出、パラボラアンテナの表面を手でこすって雪を落とします。厚さは2cm程度てすが、表面がザラメ状に凍りついていました。

戻って確認すると、すっきりと受信出来ます。受信レベルも通常通りです。予約番組録画にぎりぎり間に合いましたが時刻は午前0時でした。

130213bscs-1.jpg翌日、天候が回復したので、メンテナンスを行ないました。パラボラアンテナは2階の部屋の壁面にあり、窓から出て作業出来ます。ハシゴをかけなければいけない場所に設置した家では、困ることになります。

パラボラアンテナに着雪を防止するスプレーを塗布しました。「スプレー雪つかず」という商品ですが、成分はラッカーで、乾燥したスコップ・シャベル等にスプレーすると雪が付着しにくくなる、というものです。雪国以外で販売されているでしょうか。
色の付いたスプレーもありますが、透明スプレーがおすすめです。コンバータ部を簡単に新聞紙でカバーし、スプレーしました。
風で噴射霧を浴びないように、保護メガネと汚れても良い服装で作業してください。
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半導体は静電気に注意

しばらく書き込みをしていませんでした。仕事用のブログのネタを一部編集し、お茶を濁しますHi。

半導体は静電気に弱く壊れてしまうものがあります。「静電破壊」という現象ですが、自作の好きな方にとっては当然の話ですね。
ところで、半導体全てが弱いのではありません。

半導体は、構造から大きく分けてバイポーラとMOSがあります。MOSが静電気に弱いのです。
MOSは、最近のデジタルの高集積LSI、マイコン、メモリ、CMOSロジック等があります。アナログではMOS FETがあります。
アマチュア無線で使われる低周波アンプICやワンチップラジオICは、バイポーラです。もちろんトランジスタやTTLも、これに含まれます。
130209mos-1.gif
MOSは、ドレイン-ソース間にあるゲートの電流を、ゲート電極に印加した電圧で制御します。ゲート電極はゲートに直接接触せず、絶縁酸化膜を挟んでおり、ゲート電極からゲートへは電流が流れません。
ドレインからソースへ流れる電流も非常に小さく、バッテリで動作するパソコンや携帯電話等に多数活用されています。

便利なデバイスですが、この絶縁酸化膜が問題です。最近のデバイスは知りませんが、私が知る頃のデバイスは1/100ミクロン前後でした。
(元半導体の技術屋で、製造プロセス技術も担当しました)
1/100ミクロン・・・1/100umということは、10億分の1m、言い換えれば10万分の1mmです。一般の方には想像もつかない数字でしょう。

130209mos-2.gif一方、静電気の電圧は数千から数万Vあります。人体に蓄積されるエネルギーは小さいのですが、車から降りた瞬間や、金属ドアノブに触れた瞬間にショックを感ずることがあります。着衣がこすれあうことで人体に静電気が蓄積されるからです。
人体からGNDへ流れるルートの抵抗が小さいと、図(a)のような大電流が一気に流れて高電圧が放電します。
一方で抵抗を介すると、(b)のように電流は少量で時間をかけて放電します。電圧は抵抗の影響で低く抑えられます。人間の場合はショックを感じずに済みます。

さてMOS半導体の場合も人間と一緒ですが、静電気でストレスを受けます。帯電した人間がデバイスに触れると、電圧の一部が内部回路に加わります。もっとも弱い箇所が上記の絶縁酸化膜です。
酸化膜は破壊し、電流が流れる経路が出来ます。
もちろんデバイスの入力回路には保護回路がありますが、これだけでは不完全です。

某大手リサイクルショップへ行くと、中古品としてパソコン部品が並んでいました。何と透明ビニールで包まれています!ジャンク品のコンテナになると、包装すらない裸のままでした。
摩擦によって静電気がたっぷり発生するので、いつ壊れてもおかしくありません。とても購入しよう、という意欲もありません。
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写真は、先日オークションで入手したパソコンメモリです。これもビニール袋に入って送られてきました。
形式上のおまけジャンクなので許せるのですが、これもいけない事例です。
10年くらい前、CPUを譲ってもらった時は、ナイロンスポンジに刺さっていました。これもアウトです。

新品メモリは青色のビニール袋か赤色のエアークッションに包まれています。これらは帯電防止の素材で出来ており、静電気が発生しません。
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130208mem-4.jpgこれがない場合は、アルミホイルで包みます。
ポイントは、デバイス内で電位差(電圧差)を与えないことで、アルミホイルでデバイス全体を「短絡」すれば良いのです。
130208mem-5.jpgMOS ICを多数利用される方なら、導電スポンジはご存じでしょう。これも足が同電位に保たれるので、破壊を防止できます。

ハンダゴテのACリークという話もありました。AC100Vの一部が、ハンダゴテのヒーター絶縁不良で漏れ、ハンダ付け時にデバイスを破壊する、というものです。
最近は劣悪なコテは無いと思いますが、気になる方は絶縁型のセラミックヒーターのコテをおすすめします。


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