無線・電子工作と趣味の日記

アマチュア無線と電子工作が中心の日記です。JA0IAA/新潟県在住、電気大好きおじさんです。その他趣味などあれこれの雑記です。
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2013年03月

ガム電池充電器の修理

MDプレーヤーの電池ですが、前の記事の通り新品を購入しました。せっかくなので、電池と充電器のセットをもう1個入手しました。
130314batt-2.jpg新品電池を純正の充電器で充電してみましたが、相変わらずダメです。不調なのは気になるので、分解しました。
ネジを外し、ハンダ付けを2か所外すと基板が取り出せます。AC100Vのアウトレット(差し込み口)部は、接触するバネ状金属部品を経て基板に接続されます。接触面が黒く変色していたので、アルコールで洗浄しました。洗浄前後の比較を示します。
130314batt-3.jpg130314batt-4.jpg
130314batt-5.jpgまた、電池カバー(上面の半透明アクリルカバー)を開くと充電が止まるように、AC100Vのスイッチがありました。スイッチと言っても、マルで囲んだバネ板で出来たスイッチで、上部の金属を下に押すことで下の部品と接触するものです。
この接触面も同様に洗浄したのですが、微妙な接触不良で充電しないことがあります。カバーに依存しないようにスイッチを基板でショートしました。
これで確実に充電可能になりました。

さて、これで実用になるか・・・と思えば、そうはいきません。
電池は適切な電流で充電しないと、寿命を縮めます。純正充電器は急速充電らしく、最大出力電流0.7Aと記載されています。一方、今回入手した電池に同梱される充電器は電流40mAになっており、急速充電には対応していないと思われます。

カセットテープのプレーヤーに、ガム電池を使っていました。本体は行方不明で(笑)、充電器のみ手元にあります。内蔵電池は急速充電可能ですから、この際に活用を図りましょう。
単純に、出力制限の抵抗を追加すれば(自己責任の範囲で)今回の電池に利用可能かもしれません。

MDプレーヤーはもう過去の製品!

130314batt-1.jpg整理をしていたら、MDプレーヤーが出てきました。
現パナソニックのSJ-MJ75、99年秋発売の製品です。
生活環境が大きく変わる時期であり、あまり使うことなく眠っていました。

電源スイッチをONしても、何も反応ありません。当然のことですが、充電電池(ガム電池)が放電しきっています。
電圧をテスターで計測すると0V、手持ちの充電器2台で試しても充電されません。

電池を新品に交換するか・・・と調べたら、もう電池も国内では2010年に生産中止だそうです。
ネットで検索、中国生産の電池が入手可能なので2個ネットで購入しました。
下写真の上側がパナソニックの従来電池、下側が入手した新品電池です。
国産の電池は、驚くほどプレミアが付いています。1個¥7,000とか¥10,000なんて信じられません。
130314batt-7.jpg幸いにもディスクは正常に回り、きれいに再生します。
以前録音したディスクを引っ張り出し、鈴木雅之とゴスペラーズに聞き入りました(笑)。

改めてMDプレーヤー自体はどうなの?とこれも調べました。
ポータブルMDプレーヤーは2007年頃から各社撤退が続き、2011年にソニーが最後に生産を終了したようです。
据え置き型のプレーヤーも、最後まで残ったソニーが今年の3月末で出荷を終了するそうです。
我が家にはミニコンポが2台あり、いずれもMD/CD/カセット対応です。いずれMDも飾りになるのでしょうか。

MDメディアは、まだメーカー在庫が販売されています。手元に未使用のディスクが10枚以上ありますが、追加でストックまでするか?は微妙です。
CDをダビングして楽しむ程度にし、レコーダーが壊れてもコンテンツが失われないようにしましょうか。
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