130425j825-3.jpg手持ちのファクス複合機が故障しました。
製品製造元のB社に相談、電気・機械部品の故障と診断されました。仮見積りを取ると修理費¥13,650+送料¥1,575だそうです。
延長保証制度に加入していたので、早速修理を申し込みます。

購入先は家電量販のMu社、自社で規約を制定し提携保険会社に保証を委託しています。
規約をサラっと読み、電話で申し込みますが、話し中ばかりです。時間をずらして4回かけても通じず、数日後にようやくつながりました。
申し込みをした翌日、宅配業者が来て製品を回収、2週間後に修理品が届きました。

多くの延長保証制度の場合、修理は一般的に製造メーカーではなく修理委託業者が行います。修理費が安いからですが、業者が修理不能(部品入手の都合や技術面の問題で)な場合はメーカーへ送付して修理するようです。
本機も基板と部品の故障だったため、メーカー修理になっていました。

受け取り時に宅配業者へ送料を支払いました。片道の送料は依頼者負担という場合が多く、以前の経験でも同様でした。
ところが、金額が¥2,543と少し多いようです。
宅配業者に料金を支払い、動作を確認してから修理明細を確認しました。
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お客様連絡欄を見ると、『行き送料2543円を代引きにてご請求させていただきました』とあります。
『行き送料』・『代引き』という表現が目にとまりました。保証規約を見ると、送料は一部または全額お客様負担となっていました。
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修理・サポートの項目に記載がありました。
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修理品を当サイトにお送りいただく場合の送料は保証期間内であってもお客様のご負担となります。
返送する場合の送料は当サイトが負担いたします。
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こちらからの発送送料は払っていませんでした。ここで、ようやく仕組みに気づきました。
こちらからの発送料金を、代引きで支払っていたのです。
それにしても、なぜ発送送料を代引きで請求するのでしょう。こちらから発送する時に、業者に払えば済むことで、代引き手数料が節約できるはずです
明細を教えて欲しい、とメールで連絡したのですが、料金支払い方法は規定通りであり、代引き手数料はない、との回答だけです。

もう一つ気になる点がありました。
この会社の場合、製品購入金額の80%を保証限度額と定め、限度額を超えると同等品の新品と交換する、というものです。限度額は¥12,175と記載されています。
(B社の見積もりから、現行の新品に交換されるかも・・・という期待!?を持っていたのです。)
ところが、修理代金は¥12,780と限度を超えています。私宛の請求金額は0で、全額保証してくれています。

この差額が¥2,543に含まれているんじゃないの?という疑問(疑惑)が出て来ました。
修理明細をスキャナで読み込み、再度メール添付して質問しました。
すると、『保証限度額は税引き、修理代は税込なので差額はありません』、との返事。

保証書の購入金額を見ると税引き表示で¥15,219になっており、0.8倍すると¥12,175になります。
税込みで¥12,175 X 1.05 = ¥12,783 ですから、修理代金にほぼ一致します。
ナゾは解けました。メーカー修理より安く(というか、保証限度額いっぱいで)仕上げたということです。
修理会社は、有名なMi社です。もう少しマシな修理明細だと思っていましたが、表現のいい加減さにガッカリです。曖昧さを改善いただくよう、購入先もMu社に再度メールしました。

明細のチェックはアバウトなほうですが、たまに見ると不思議なことに気づきます。次回からは、じっくり確認します。
ところで、保証限度額を超えたようなので、保証はこれで終了でしょうか。製品を受け取って2週間以上経過しましたが、何も連絡がありません。
『これで保証は終了しました』くらい、メールで連絡があっても良いでしょう。保証限度残高の管理は、販売元・保証元のMu社の問題です。

当分、Mu社からの購入は控えます。