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JARL通常選挙が4月15日に締め切られ、結果が告示されました。
私の場合、地方本部・支部は無投票で、全国区域内の理事のみ投票権がありました。

(ここはもう書いても大丈夫と思いますが)、私は白票を投じました。
理事候補を選ぶだけの情報が不足していたからです。

JARLのサイトで、立候補者の所信を読みました。限られたスペースにぎっしり書く人、書いてはあるが具体性が無い人、簡単すぎて何をするのか理解出来ない人等、さまざまです。
これでは未来を託せない・・・と考えました。
白票は、誰でも良いということではありません。信任できる人がいない、という意思表示です。
全国区域内の投票数の約5%が、白票です。これが1割を超えたら、事は重大と考えてくれるでしょうか。

ネットで情報が伝わる時代です。会員から質問事項を公募し、回答するという所信は実現出来ないでしょうか。
経費削減はどう取り組むか、会員減への対応は、強化あるいは新規で取り組みたい事業は・・・等、理事経験者は実績を踏まえて書いたら、投票の材料になります。

私個人では、新スプリアス規格に対し前向きな取り組みをしていただける方なら、投票するつもりでした。
2007年に規格が決定し、従来のリグがいずれ使えなくなるのは明らかでした。まもなく10年を迎える今頃になってドタバタ騒ぎ始めているのですが、「面倒なことは先送り」という姿勢があからさまではありませんか。

「同じエリアから全国理事を」という考え方は、地方エリアでは不利です。明確なポリシーが見えないと、人気投票で終わる気がします。