無線・電子工作と趣味の日記

アマチュア無線と電子工作が中心の日記です。JA0IAA/新潟県在住、電気大好きおじさんです。その他趣味などあれこれの雑記です。
コメント歓迎ですが、無線と電子工作関係はお名前(名字で可)かコールサインをお願いします。

家電

プリンタ付電卓 カシオDR-1212

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手元にあったプリンタ付電卓を引っ張り出しました。カシオのDR-1212、多分1980年代の製品です。
家内の仕事先にあったもので、長期間深い眠りについていました。
後ろに普通紙のロール紙を挟み、インクリボンで印刷するドットインパクト方式です。表示文字はグリーンの蛍光表示管です。
ロール紙は2箱(1箱3ロール)ありました。
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カバーはABS樹脂で、紫外線で黄色に変色しています。いずれ脱色作業にチャレンジします。汚れはアルコールで洗浄しました。
ロール紙の入れ方が不明、と思っていたら、背面に取り付け図がありました。差し込んでから適当に動作させるとフィードして取り付け完了。
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文字が薄くて読めません。インクリボンは、さすがに古くて無理。代替品はあるかな?と調べたら、純正品が販売されていました。後継機種(レジスターかも?)と互換性があるようで、ネット通販で250円くらいで購入。地元の大型文具店にはありませんでした。
インクリボンも取り付け図に従い交換。ロール紙は一旦外します。
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再びロール紙をセット、文字が薄めですが無事印刷出来るようになりました。特に不具合はありません。ドットインパクト独特の音、いいですね。
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東芝 約60年前?のトースター

以前入手した東芝製のトースター、動作品です。型名は表示がありません。210323toaster-1
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今のトースターといえばオーブントースター、少し前はパンを縦に入れて焼けるとポン!と飛び出すトースターでした。このようなトースターが、子供の頃にありました。
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側面のカバーを開きパンを入れます。中央にヒーターがあり、それぞれ片面を焼きます。焼けたら開いて裏返して焼きます。焼き加減は見当次第、サーモスタットは無く、もちろん自動的にカバーは開きません。目を離すと、つい焼き過ぎて真っ黒に(笑)。

入手時は片方のカバーが開きっぱなしだったので、裏面からストッパーを修正しました。コードも消耗しているので、袋打ちコードを入手して交換しました(写真は交換前)。

パンのサイズですが、今の長方形の食パンは大きくて入りません。
子供の頃、近所にパン屋さんがあり、一斤注文すると、1枚ずつナイフで切って販売していました。今のメーカー品よりも小さく、上が平坦でなくふっくら盛り上がったイギリスパンでした。ナイフを入れると形が崩れてしまうほど柔らかく、フワフワだった記憶があります。
こんなパンなら、焼いてみたいですね。

珍品!スター製アイロンキット

過日、珍品をネットオークションで入手しました。
電気アイロンの組み立てキットAK-8、メーカーは「スター」です。昭和30年前半の製品ではないでしょうか。
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スターという会社、半世紀以上無線の世界を知っている方はご存じかもしれません。昭和30-40年中ごろまで無線機を作っていたメーカーです。受信機はSRシリーズ、送信機はSTシリーズがありました。
また、以前は送受信機のコイル、IFTなども製造していました。
知る人ぞ知る、白黒テレビのキットも販売していました!

入手したアイロン、箱入り組立説明書付きです。ブランドを知っている人が少ないのでしょう、わずか460円でした。売れ先が決まらず、値引きモードになったのでは?
定格は不明、温度調整は出来ません。
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説明書に従い分解すると、非常にシンプルな構成です。底面と重しの間に雲母で絶縁されたヒーターがありました。ヒーター部は劣化もなく、心配していたヒーターの断線・絶縁不良もありません。
クリーニング後、雲母を壊さないように注意して再組立て、本体とヒーターの絶縁もテスターでチェックしOKでした。
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電源コードに異常がないようなので接続すると、正常に発熱します。使用可能と判断しました。
但し、アイロンと接続する電源プラグのプラスチックが壊れ、ネジで固定出来ません。互換品を入手しコタツ用プラグのコードと交換しました。
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使うのは、自分の小物のアイロン掛けだけです。そもそも、自分の衣服でアイロンは掛けません(笑)。

東芝製電気炊飯器RC-70KHの修理

古い東芝製の電気炊飯器をオークションで入手しました。型番がRC-70KH、0.7L炊きです。
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大きな特徴は、内釜に米と水を入れますが、外釜にも水を入れます。初期の炊飯器ですね。後期のものは、外釜中央に丸く飛び出したヒーターがあり、水は入れません。
昭和30年代中頃の製品でしょう。
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電源コードを接続、コードのスイッチと本体スイッチを押せば炊飯開始・・・というところですが、電源が入りません。(以前はOK)

電源コードがスイッチ部で断線していました。ハンダ付けしようとしたらコードのビニール被覆がボロボロ。下の写真は、表面の袋を剥がして被覆コードを出した状態ですが、被覆に亀裂があり、さらに爪で引っ掻くとボロボロと崩れてしまいました。
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こりゃ火災の原因になりかねない、とホームセンターで同様のコードを購入、交換しました。両端のコンセント・プラグがそのまま利用しました。
交換後電源をON、水を入れてお湯になることを確認しました。
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コードのスイッチは使用しません。裏に「使用後は必ずプラグをはずしておいてください」と注意書きがあり、コードのスイッチはいけません。
「スイッチボタンを押さなくてもプラグをさしこむと、保温の電気が通じます」とありますが、このスイッチとは前面のスイッチで、コード途中のスイッチではありません。空のまま保温の電源が入っていたら危険です。

これで米を炊くか?ですが、外釜に入れる水量が不明。誰が使ったのか不明なもので作るのも抵抗あり。飾りです。
物心ついたころに家にあったものと同じタイプです。
「炊飯器は東芝が一番美味い」と母が常々言っていました。昭和の想い出です。

プッシュ式公衆電話の修理

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家電のジャンルには入りませんが、プッシュダイヤル式の公衆電話をオ-クションで入手しました。
通称ピンク電話の型名は675P-VB、分解したらタムラ製作所製と判明しました。1988年製で、側面に石川県山中町のタクシー会社の電話番号のシールがあります。
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黒電話がひかり電話で使えるので、これも使えるだろう・・・と入手したら、通常の通話線の他に公衆電話用の信号線が必要、とのこと。通話料を算出するためになければ動かない、と聞いて納得。
契約を追加しても仕方ないのですが、無料電話化も可能ということなので、分解してみることにしました。

しかし、ざっと見てネジが見当たりません。あるのは底面の金具。背面の回転キーが必要らしく、ネジ頭が内側にあり外せません。ネジザウルスで緩めて隙間に金ノコの刃を入れても切れそうにありません。
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もういいか、とペンチで無理やり曲げて取り外しました。
これで側面の料金箱を外すと、スライド金具を発見。横に動かすと受けのカバーが外れました。
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背面の回転キーのそばを見ると、基板にプッシュスイッチがありました。キーを回すと押されます。
この状態で電話回線を接続しても、受話器は無音。試しに手を入れて押すと、ツーという音!
天気予報の177で動作チェック、問題なく聞こえます。
スイッチを押せば、通常の電話と同じ機能になることが分かりました。
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キーがないので、スイッチを外し、ジャンパー線を接続しました。これで動作するはず・・・と思いきや、無音です。スイッチはテスターで動作をチェックしており、誤配線はありません。
目視チェック、コネクタを取外し・取付を繰り返したり、メカ部をいろいろ叩いてチェック、正常に動作するようになりました。作業中に発生したトラブルのようです。
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再度組み立て、最終動作チェック。自分のスマホで通話確認し完了しました。
受話器を取ればツーという音、ダイヤルすれば通話出来ます。お金は入れても通話後に戻ってきます。

なお、使用可能という程度にとどめておき、使用はしません。一般メーカーの電話機が多数流通しているとはいえ、一応改造になります。(特殊なものではないでしょうが)
違反行為と判断されたくありません。

ひかり電話で黒電話を利用

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我が仕事場には、このアナログ黒電話があります。1982年製かな。動作します。コードは交換しました。
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ひかりルータを使ったひかり電話回線ですが、途中で2分割し、一方をこの電話、もう一方を現在のプッシュホン電話(コードレス付)につないでいます。 ルータの中で、アナログ/デジタルを自動切換えしてくれます。
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単なるイタズラに過ぎませんが、着信があるとジリジリ、とベルが鳴ります。 分解すると、矢印部が電磁石で横に振れて音が鳴るわけです。

使うときは注意があります。 こちらから電話するには問題ないのですが、着信の時はこちらのベルが先に鳴り、数秒経ってからプッシュホン電話のメロディが鳴ります。メロディが鳴るまで、受話器を取ると切れてしまいます。 この数秒、ナンバーディスプレイの動作確認に必要なのだとか。

お客さんが来ると、「何ですか、この音は?」とびっくりします(笑)。

ナショナル卵ゆで器 NW-33

下書きのまま半年、すっかり忘れていたネタです。追記して公開します。
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松下電器(現パナソニック)の卵ゆで器NW-33を入手しました。
1965年頃の製品でしょうか。元箱は劣化してボロボロですが、未使用らしき商品ということで届きました。クッションもビニール袋も当時のもののようで、ゴミがある以外は傷もくぼみもありません。
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外観は超小型の炊飯器です。中に卵と水を入れてヒーターで加熱しゆでます。ただし少量の水で蒸気でゆでる方式で、鍋にたっぷりと入れた水でゆでることはありません。

卵は最大5個入ります。早速卵を1個用意し、水を付属したカップで流して電源をON。ほどなく加熱が始まり、終了すると電源がOFFになります。

便利といえば便利ですが、もちろん茹で上がったら冷水にいれなければいけません。殻が上手く剥けませんから。
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