無線・電子工作と趣味の日記

アマチュア無線と電子工作が中心の日記です。JA0IAA/新潟県在住、電気大好きおじさんです。その他趣味などあれこれの雑記です。
コメント歓迎ですが、無線と電子工作関係はお名前(名字で可)かコールサインをお願いします。

KENWOOD

昭和49年オイルショックの値上げ

資料の整理をしていたら、出てきた話題を。

151204trio49-1 トリオ(現JVCケンウッド)の『通信機商品価格改定のお知らせ』が2枚です。
「原材料の異常な高騰に伴い・・・・価格を改訂させていただきます」とあります。
4機種が昭和48年11月21日から、45機種が昭和49年1月21日より実施となっています。

昭和48年10月に勃発した中東戦争がきっかけになり、オイルショックで物価が高騰した時期です。
まだ親のスネをかじっていました。
戦争開始からわずか1ヶ月で値上げを余儀なくされたのですね。

最初の11月ですが、TR-2200Gの価格が36,800円から38,000円に、TR-7200Gが54,900円から57,900円に変更されました。4-5%くらいのアップです。
注: まだ消費税のない時代です。

翌年の45機種はHF機とオプションですが、これはアップ率が高くなっています。 151204trio49-2
 TS-900S 264,000円 → 300,000円
 TS-311 77,000円 → 85,000円
 TS-511S 115,000円 → 132,000円
 T-599S 117,000円 → 135,000円

10%を越す値上げです。インフレが想定を超えるレベルだったのでしょう。

あれから40年、価格上昇は意外なことに少なめです。デフレから脱することが出来ない日本、製品が安く購入出来て良い、とばかりは言えません。
生産の自動化と海外生産で人件費の上昇を抑えるのは許容するとしても、品質の低下は免れません。
壊れたら買い換える・・・・という単純な図式は、この世界では避けてほしいと願っています。

トリオ ディップメータDM-800のコイル

今日の休眠パーツ(Hi)ご紹介はコイルです。
150502triol-1
トリオのディップメータDM-800に付属していたコイル7本です。
もらいもののジャンク箱に入っていたものですが、肝心のディップメータ本体はありません。
周波数範囲は以下の通りです。

A: 0.7-1.7MHz
B: 1.5-3.5MHz
C: 3.0-7.2MHz
D: 6.9-18MHz
E: 18-48MHz
F: 42-110MHz
G: 83-250MHz
150502triol-2
150502triol-3
F・Gのコイルは線を巻いておらず、プリントパターンで形成しています。
150502triol-4
DM-800の取説(日本語)はダウンロード可能です。回路図は海外仕様?のDM-81かDM-801が入手出来ました。

発振回路だけ自作すれば、ディップメータが出来上がりますが、ネックは2連バリコンです。
大型のバリコンはあります。あるいはトランジスタ用のポリバリコンで代用するか・・・・。また誘惑が増えましたHi。

TR-1200

tr1200-1.jpgwebにTR-1200のレストアを掲載しました。

受信の不安定さに困って長期間放置していましたが、基本に戻ってハンダを付け直したら安定に動作するようになりました。外見だけで「大丈夫だろう」ではいけません。

送信のスプリアスもこれまたびっくり。電源の配線を経由して発振回路が結合しているのでは!?と、パスコンを追加してみたのですが、効果はわずかでした。

対策前(左)と対策後(右)の比較を示しました。
tr1200-7.jpg tr1200-10.jpg
バンドパスフィルタに頼る前に、もっと対策があればやっておきたいですね。

出力回路にVFO周波数付近の直列トラップが追加されていました。コイルのピッチを変化させると、36-38MHzのスプリアスレベルが変化します。
当時も苦労した跡が見えます。
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