無線・電子工作と趣味の日記

アマチュア無線と電子工作が中心の日記です。JA0IAA/新潟県在住、電気大好きおじさんです。その他趣味などあれこれの雑記です。
コメント歓迎ですが、無線と電子工作関係はお名前(名字で可)かコールサインをお願いします。

KENWOOD

ジャンクのTS-510を分解(2)

200414ts510-1

真空管はソケットから取り外し、汚れを除去しました。
チェッカーは持っていないので、後で実機で評価します。

S2001が2本ありますが、1本のプレートがぐらつきます。空気は入っていないのですが、ダメかもしれません。無理に使う気もありません。
その他のMT管は、型名が一部消えかかっています。拡大鏡で確認、マジックペンで記入しておきます。

200414ts510-2

配線は使えそうな箇所をニッパーで切断・取り外し、汚れをふき取りました。
電線くらいケチらずに・・・・と思われるでしょうが、これらは耐熱電線であり、安物のビニール絶縁線のようにハンダゴテで被覆が溶ける心配がありません。
被覆の色も多数あり、修理の際に役立つと思います。

200414ts510-3

シャーシは廃棄します。
フロントパネルは改造でスイッチ穴があけられており、表面の黒塗装も細かい穴が開いています。ツマミで表面から隠れていた箇所と露出していた箇所に差があります。いずれ廃棄しましょう。

ジャンクのTS-510を分解(1)

オークションで落札したトリオ(現ケンウッド)のTS-510、部品取りのため、分解します。

200411ts510-1

写真を見て、部品を個別に購入するよりは十分に元が取れる、と判断しました。
真空管はすべて挿入されています。
中でも、「これは!」と思ったのは・・・・CWフィルタが内蔵されていたことです。
もちろん、動作の保証はありませんが。

200411ts510-2

200411ts510-3

2日に分けて、シャーシからパーツを取り外しました。
ツマミは一部欠品がありますが、取り外してクリーニング、十分使えます。
VFOはユニットで分解、このまま使えるか?後で判断します。
メータ、バリコンは使えそうですが、スイッチ・ボリューム・リレーは汚れと経年変化で期待せず。部品がどうしても必要な時に備えてストックします。

200411ts510-5

シャーシ上の基板は汚れがひどく、使える部品はわずかです。CW・SSBフィルタ、真空管ソケット(基板用)くらいでしょう。
段間のコイルも残します。実はコアを取るのですが、他の古いリグでコアが破損、あるいは交換のために破壊せねばならないことがあります。代替が無くて困るのです。
抵抗・コンデンサは消耗品と考え、ほぼ廃棄します。

200411ts510-4

シャーシ下の基板は、マーカー基板とキャリア発振基板を残します。マーカーは100KHzの水晶発振で、パーツ交換で十分使えそうです。
キャリア発振基板はフィルタとの兼ね合いで周波数が決まるのですが、水晶が4個あります。LSB・USBで1個ずつですが、CWで2個必要とのこと。

200411ts510-6
左 :キャリア発振   右: マーカー発振

ハテ?と思ったのですが、これは説明書に書いてありました。続きは次回へ。

昭和49年オイルショックの値上げ

資料の整理をしていたら、出てきた話題を。

151204trio49-1 トリオ(現JVCケンウッド)の『通信機商品価格改定のお知らせ』が2枚です。
「原材料の異常な高騰に伴い・・・・価格を改訂させていただきます」とあります。
4機種が昭和48年11月21日から、45機種が昭和49年1月21日より実施となっています。

昭和48年10月に勃発した中東戦争がきっかけになり、オイルショックで物価が高騰した時期です。
まだ親のスネをかじっていました。
戦争開始からわずか1ヶ月で値上げを余儀なくされたのですね。

最初の11月ですが、TR-2200Gの価格が36,800円から38,000円に、TR-7200Gが54,900円から57,900円に変更されました。4-5%くらいのアップです。
注: まだ消費税のない時代です。

翌年の45機種はHF機とオプションですが、これはアップ率が高くなっています。 151204trio49-2
 TS-900S 264,000円 → 300,000円
 TS-311 77,000円 → 85,000円
 TS-511S 115,000円 → 132,000円
 T-599S 117,000円 → 135,000円

10%を越す値上げです。インフレが想定を超えるレベルだったのでしょう。

あれから40年、価格上昇は意外なことに少なめです。デフレから脱することが出来ない日本、製品が安く購入出来て良い、とばかりは言えません。
生産の自動化と海外生産で人件費の上昇を抑えるのは許容するとしても、品質の低下は免れません。
壊れたら買い換える・・・・という単純な図式は、この世界では避けてほしいと願っています。

トリオ ディップメータDM-800のコイル

今日の休眠パーツ(Hi)ご紹介はコイルです。
150502triol-1
トリオのディップメータDM-800に付属していたコイル7本です。
もらいもののジャンク箱に入っていたものですが、肝心のディップメータ本体はありません。
周波数範囲は以下の通りです。

A: 0.7-1.7MHz
B: 1.5-3.5MHz
C: 3.0-7.2MHz
D: 6.9-18MHz
E: 18-48MHz
F: 42-110MHz
G: 83-250MHz
150502triol-2
150502triol-3
F・Gのコイルは線を巻いておらず、プリントパターンで形成しています。
150502triol-4
DM-800の取説(日本語)はダウンロード可能です。回路図は海外仕様?のDM-81かDM-801が入手出来ました。

発振回路だけ自作すれば、ディップメータが出来上がりますが、ネックは2連バリコンです。
大型のバリコンはあります。あるいはトランジスタ用のポリバリコンで代用するか・・・・。また誘惑が増えましたHi。

TR-1200

tr1200-1.jpgwebにTR-1200のレストアを掲載しました。

受信の不安定さに困って長期間放置していましたが、基本に戻ってハンダを付け直したら安定に動作するようになりました。外見だけで「大丈夫だろう」ではいけません。

送信のスプリアスもこれまたびっくり。電源の配線を経由して発振回路が結合しているのでは!?と、パスコンを追加してみたのですが、効果はわずかでした。

対策前(左)と対策後(右)の比較を示しました。
tr1200-7.jpg tr1200-10.jpg
バンドパスフィルタに頼る前に、もっと対策があればやっておきたいですね。

出力回路にVFO周波数付近の直列トラップが追加されていました。コイルのピッチを変化させると、36-38MHzのスプリアスレベルが変化します。
当時も苦労した跡が見えます。
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