今日の18時頃、7MHzをワッチ。7.074MHzでCQを出している2文字コールのOMがいました。
すると、「ここはFT8の周波数と重なるのでQSYして」と某氏(コール不明)が一言。
OMとのやりとりは、こんなものでした。
某氏「ここはね、FT8モードにカブるから出ないで下さい」
OM「それは電波法で決められているのか?」
某氏「バンドプランにあるんですよ」
OM「どこに書いてあるんだ」
某氏「JARLのプランです。国際上にも認知されているルールです」
OM「JARLはダメとは言っていない」
結局、OMはどこかへ行ってしまいました。
厳密にいえば、5のOMはLSBなので、帯域は7.071-7.074MHz。一方、FT8はUSBなので7.074-7,077MHz。カブることはほぼ無いのですが。
7.074-7.077MHzはDXとのQSOが認められているスポットですが、相互に混信を与えないように運用をするようにJARLは推奨しています。(と、各種記事では読めます)
FT8で全く使用されない時間はわずかでしょう。強いSSBの信号に隠れたFT8の微弱な信号を守るのは難しいことで、DX'erはイライラすることもあるのでは?
通常QSOはもちろん、JARLコンテスト・ローカルコンテストを聞いていても、LSBが7.074-7.080MHzで運用されるケースは結構あります。
新しく登場したFT8の専用周波数、ワールドワイドで見れば(良し悪しは別として)国内QSOよりも優先されるでしょう。時間によるすみ分けも無理、共存は困難かな?